12回目の療育記録、今回は音楽あそびです!
▽前回の音楽遊びはこちらの記事▽
今回もいままで同様、
- 設定遊びの概要
- 実際の様子
- 私の考察と振り返り
という流れでお送りします。
それではどうぞ!
▽前回(お正月あそび)の療育レポはこちら▽
▽療育にいくまでの話はこちら▽
音楽あそびの内容
どんぐりコロコロで輪になって踊る
マイムマイムのように手を繋いで輪になり、曲に合わせて回ったり、中心に集まったり広がったりしました。
これは大人数でやった方が楽しい遊びかな、と思います。
(輪が大きくなるほど動きが大きくなるので)
【みんなで遊ぶ=楽しい!】を感じられる機会だったかな??
「ゆっくり歩こう」の音楽に合わせて歩く
YouTubeでは音源が出てこなかったんですが、
音楽に合わせてゆっくり歩いたり、走ったり、ドッシンドッシン象のように歩いたり。
イメージとしてはおかあさんといっしょの体操「ブンバボン」の歩いたり走ったりするところです(笑)
先生の姿を見ながら、動きをまねるというのがポイントかな~と思います。
ふれあい遊び歌「おいものてんぷら」
子どもの芋に見立てて、洗ったり、切ったり、粉をまぶしたりして天ぷらにする歌です。
子どもをゴシゴシこすったり、トントン包丁で切るマネをするのですが、それがなかなかくすぐったいのか楽しいのか、結構楽しんで参加していました。
同じ歌を2回やって、1回目はお母さん。2回目は他のお母さんや先生にしてもらいました。
やはりここでも「他の人(お母さん以外の人)と関わる」必要がありました。
「トトロ」の音楽に合わせて新聞紙遊び
「となりのトトロ」の曲に合わせて、ちぎった新聞紙の海で遊びます。
新聞紙を集めて投げたり、泳いでみたり。
と、みんなで新聞紙を上に投げたり。
新聞紙を投げ合ったり、新聞紙をかけられたり、という楽しさがありました。
「パンパン」の曲に合わせてたいこを叩く
これは前回の音楽遊びでもありました。
音楽に合わせて「トン♪トン♪」とタイコを叩き、次の人にバチを渡す、というものです。
リズムに合わせてタイコを叩く、という遊びの側面と、「バチを次の人に渡す」というコミュニケーションの側面があります。
しゃぼんだま
ゆったりとした音楽(インストルメンタル的な)に合わせて、先生がシャボン玉を部屋の中に吹きます。
子どもたちは大喜びでシャボン玉を叩き割るために飛び跳ねます(笑)
実際のこどもたちの様子
どんぐりコロコロでは意外な出来事が
今までは大体が親子で手を繋いで、その間に先生が入るパターン(親・子・親・子・先生・子・親とか)だったのですが、今回は子ども同士で手を繋ぎたがりました。
と友達に声をかけて、そのお友達も嫌がらず手をつなぐという。
そしてその子の反対側は先生が手を繋いでいたので、そのお母さんは一体どこに入るべきなのか悩んでいましたw
「ゆっくり歩こう」ではしっかり先生の動きをまねる姿も
最初は長男も
という顔をしながら周囲に合わせて歩いていたものの、
という声掛けに合わせて、先生のマネをして楽しんで歩いていました。
特に走るところはほぼ全員がダッシュ。本気ダッシュ。危ない。笑
最後の方はダレて(たぶん飽きた)、他の子のマネをして
と言いながら背中によじ登ってきましたが、
と思うことにして、長男を背負って歩いた母です。
ふれあい遊び、拒否。
「おいものてんぷら」の曲に合わせて順調にふれあい遊びをしていた長男。
2回目、他の人にやってもらうとなった途端に全力の拒否。
と、なだめつつやろうとする先生も全力の拒否。なんでなん。笑
大好きか。(嬉しいけど他の人にやってもらってくれ)
新聞遊び・タイコ・シャボン玉あそびは
特筆すべきことがないくらいスムーズに楽しく参加していました。
タイコのバチを渡すなど、コミュニケーションが必要な場面ではしっかり渡す・受け取るも出来ていましたし。
新聞遊びは積極的に関わって遊ぶところまでは至っていませんでしたが、偶然の関わりというか、
- 他の子が投げた新聞が偶然自分にかかった
- 自分が投げた新聞が他の子にかかった
- 泳ぐように寝転がって遊ぶ姿をマネした
というように、他の子と同時に同じ場所で遊んでいることは楽しんでいるようでした。
▽平行遊びや連合あそびについてわかりやすい記事はこちら▽
振り返りと考察
「音楽に合わせて」が出来ていた
今回は音楽あそびなので、全体を通して「音楽に合わせて何かをする」という場面が多かったです。
それはもちろん他の子も同様です。
周囲を気にせず自分のペースで動く子が、自分以外のもの(音楽)にペースを合わせて動いているんだから、成長したんだなぁと思いました。
コミュニケーション力UP?
また、今回の遊びは【人と関わる機会】が多かったなーと思います。
前回の音楽遊びでもコミュニケーションの促進効果というのを聞いていたので、今回はそこに注目してみることが出来ました◎
長男は【大勢でなにかをやる】というタイプのものには積極的に参加しない方だと思っていたのですが、今回少しずつそれに参加している姿をみると、
「みんなで何かをやることが楽しい」と感じてきたのかな?とも思いました。
また前回が3か月前だったのですが、前回と比べると
- タイコのバチを渡すのがスムーズだった
- お友達に声をかけていた(どんぐりコロコロ)
- 先生やお友達のマネをするのが上手くなった
という印象を受けました。
「なにをするか」が目に見えてわかると参加しやすい
まずはそういった参加しやすい、出来るところから参加できたら良いですね。
と先生が話していて、なるほど!と思いました。
でもその「やってみたら楽しい」という見通しがつかないと参加したがらないこともあるんだなー!と思いました。
出来るところから少しずつ。小さい「出来た!」を積み重ねることが大事なんだと改めて気付いたお話でした。
おわりに
今回の音楽あそびはいかがでしたか?
音楽をかけながら遊んだり、何かをすると自然と気分が上がる感じがしますよね。
少し気分がノッて動いてくれる時もあります。(もちろん効果がない日もありますが)
遊びではなくても、音楽を取り入れることで気持ちが変わることもあるかもしれません。
生活や遊びに音楽をうまく取り入れていけたらいいなーと思いました。
それではここまで読んでいただいて、ありがとうございました◎
▽前回(正月遊び)の療育レポはこちら▽