やっと4回目となりました療育レポ。
リアルタイムにはなかなか追いつけません(遅筆)
さて、今回は【音楽あそび】です。
でもちゃんと覚えている部分もあるからそこはしっかり書いていきます!
さて波乱の幕開けとなりました、今回の【音楽あそび】(スイマセン)
手遊びや体操もやったのですが、その分別記事にはなりますが【手遊びやリトミックの効果について】という部分も記事にしてお伝えしたいと思っています!
- 設定遊びの概要
- 実際の様子
- 私の考察と振り返り
という流れでお送りしていきます。
それではどうぞ!
▽前回(乗り物遊び)の療育レポはこちら▽
▽療育にいくまでの話はこちら▽
【音楽あそび】の効果とは?
こちらは療育で毎月配られるおたよりに書いてあったものを引用させていただきます。
音楽遊びの効果
- コミュニケーション
- 情緒の安定
- 自己コントロール力
- 集団の促進
- 言葉、身体機能の誘発 等
例えば・・・
よく使っている曲「パンパン」は、タイコをタイミングよくたたくことが出来るように工夫することで、子どもが「できた!」という達成感と成功感を味わうことが出来ます。また、同じ行動を繰り返すことにより安心して参加することが出来、情緒の安定につながります。さらにばちをスタッフや友だちに渡す関わりから、コミュニケーションのきっかけをつくります。
ふ~ん、音楽を聴くと情緒が安定するのか?なんかすごいな
と見当違いの感想を抱いていましたw全然違ったわ
でも【同じ行動を繰り返すことにより安心して参加することが出来、情緒の安定につながる】ってことはさ、やっぱり繰り返し=安心することなんだね。
でもこの【繰り返し=安心=情緒の安定】という図式は、常に頭に入れておきたいことかも。外で興奮してしまった子どもたちを落ち着けるのに役立つ時がくる・・・かな?
※手遊び歌とリトミックの効果については別記事でまとめて更新する予定です!
音楽あそびの内容
ふれあい遊び
最初は親子でやるんですが、最後は他のお母さんにやってもらうというターンも。
正直、他の子とそこまで深くかかわることがあまりないので私自身も困惑したんですが、子どもたちも困惑気味でしたね。
曲の長さとしては【ラララぞうきん】と同じくらいで、内容も似たような感じでした
ちなみに【ラララぞうきん】は個人的に好きでたまにやります(笑)
長男(3歳)も次男(1歳半)も喜びます!
フラフープの中に入る(ルール遊び?)
【音楽遊び】の中でやったのか【ルール遊び】の中でやったのかがイマイチ思い出せなくて(すいません)
もしかしたら【ルール遊び】の一環だったかもしれません。
この遊びは音楽をかけて、音楽が止まったら床に置いてあるフラフープの中に入ります。
最初は人数分のフラフープが用意されていて、
要領がわかってきたら1つずつフラフープを減らしていきます。
椅子取りゲームに似ていますね。
ただ、椅子取りゲームと違うのは【同じフラフープの中に何人入っても良い】という点。
最初は1つのフラフープに対して1人だったのが、2人、3人と増えていきます。
タイコを順番に叩く
これは【音楽あそびの効果とは?】で少し書かれていました。
曲に合わせてタイコを順番に叩きます。
タイコを叩いて、バチを次のお友達に渡して・・・ということを繰り返します。
タイコの叩き方ひとつでも、個性が出ていて面白いです(笑)
音楽に合わせてボールを転がす
先生を中心に半円を作って、順番にボールを転がして先生にパスをします。
キャッチボールの転がす版といったところでしょうか。
自分に向かって転がってきたボールを受け取り、それを先生に転がして返す。
以前、発達センターの医師の診察の際に指摘されたのが
「人に応じようとする意欲が薄い」
という点でした。
(IQ診断試験の時なども、質問に対して答えようとせずに好きなことを言うので、たとえ能力はあっても【出来ていない】ということで点数が低く出てしまう、ということらしいです・・・)
と、言われ教えてもらった遊びの中に【キャッチボール】の文字が。
なので今回、この遊びの中で、相手を認識して相手に応じる力を養っているのかなと思いました。
まず今回は先生とのやり取りでしたが、今後はお友達同士でのやりとりが出来るようになってくれるように期待です。
実際のこどもたちの様子
ふれあい遊びは喜ぶ子もいやがる子も(笑)
まず子どもが寝転がって行うんですが、その時点で拒否する子も。
お母さんは拒否して、保育士さんにやってもらっていた子もいました。
長男は最初は転がってみたものの、途中で逃走(笑)
もちろん喜んで参加していた子もいました!
これはその子の個性によりますし、その時の気分次第ですね(笑)
お友達と一緒にフラフープの中に入って楽しむ姿
まず最初の遊び。
【音楽が止まったらフラフープに入る】という単純なゲームですが、耳で聞いて情報を得る遊びというのは視覚優位な長男にとっては苦手とするところなのかな?と思って見ていました。
が。最初は戸惑っていましたし、やはり多少反応は鈍いですが(笑)なんとかクリア。
フラフープが減っていくと、みんな上手につめて一緒にフープに入って楽しんでいました!
タイコの叩き方も友達をまねる!
2回叩いて、次の子にバチを渡す。という繰り返しだったのですが、
当然出てくる要望が「もっと叩きたい」(笑)
バチを渡すのをしぶる場面もありましたが、先生誘導の元なんとか渡していきます。
そしてある子が思いっきりバンバン!!と叩きました。
大人全員ビックリ。
当然それが面白い子どもたち。次々と大音量で叩きます。バンバン!!
とは言いますがまぁ聞きゃしねぇ。
と、そこである子が優しく小さい音で叩きました。トントン。
じゃあ次の△△君も優しく叩けるかな~!?
それを無視して大音量で叩く子もいる中で、優しく叩く子が少しずつ増えて・・・
最終的には全員が優しく叩いたところで終了。
それだけお友達に興味・関心が向いているということなので。
と振り返りの時におっしゃってました。
マネをする、というのは良い傾向かもしれません(それが褒められた行動でなくてもw)
他の子の良い行動を褒めて、それを見本に「やってみて~」と促して、それが出来た時に褒めることが出来たらすごく良いですよね!
ボールを相手に向かって転がす姿に母感動
ボールが自分のところに転がってきたらどうなるか?
普段の長男ならこうです。
- 放したくなくてずっと持っている
- なんならもっと持ちたくて次男からボールを奪う
- 好き放題遊び始める
ありがち~。
で、実際どうだったかと言うと・・・?
まさかの当然のように先生に向かってボールを転がす姿が。
普段、母に向かってボールを投げ返してくれることなどないのになぜ・・・・という気持ちにもなりましたがここは素直に成長を喜びました。
(できるんかい)←本音
もちろん、先生に思いっきりボールを投げつける子もいれば、他のところへボールを投げる子もおり、最終的に長男も先生にボールを投げつけていましたが(結局みんな投げてる)
普通のキャッチボールではなく【音楽に合わせて】という点もよかったのかな、と感じました。
みんな音楽にタイミングを合わせてボールを投げたり転がしたり投げたりしていました。
振り返りと考察
コミュニケーションをとるきっかけがたくさん
どれも【親子】【友達同士】【先生と】コミュニケーションをとるきっかけがたくさんありました!
そしてその期待通り、コミュニケーションをとっていた子どもたちに成長を感じました◎
もちろんその時の機嫌・気分というものはどうしてもありますが、
【他者への関心】が芽生えてきていることを感じられたのが、今回一番うれしかった点です。
音楽への関心・効果?
これはここ最近の長男ですが、
「着替えをするときはこの曲」
「靴下をはくときはこの曲」
「はみがきするときはこの曲」
というように【好きな曲をかけてなにかをやる】というブームです。
(まぁ実際にやるやらないは置いといて)
(親がぶっちゃけ面倒くさいということも置いといて)
主に大好きな歴代平成仮面ライダーの主題歌なんですが、
好きな音楽を聴いて気分を盛り上げるというのはこの年齢からあるんだなぁ、と感じています。
今回で言うと【ボール転がし】で特に感じたのですが、普段ならやらないことも音楽をかけることで気分が変わって、音楽に合わせてやってみよう!という気持ちが生まれるのかもしれないな、と思いました。
おわりに
今回の【音楽あそび】いかがでしたか?
個人的には【コミュニケーションの促進】という部分が想像以上に良い効果を発揮していたな~と思っています。
特に自閉スペクトラム症(ASD)の場合、社会的コミュニケーション力という部分が懸念点でもあるので、とても満足度の高い回となりました◎
そして手遊び歌やリトミックの効果についてはまた別記事でまとめたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
▽前回(乗り物遊び)の療育レポはこちら▽