ついにここまで来ました10回目!
今回はクリスマス会でした!
全部調子よくしっかり参加出来てるってんなら、別に療育通う必要?ある??みたいな話にもなって・・・くるのか・・・?
まぁ今回は本人の気持ちが崩れた時にどう立て直すか、というところが課題なんだなって改めて感じたから、それはそれでよかったのかな、と思うことにしてる。本人の気持ちの立て直す力は、そのサポートや誘導の仕方でもかなり違うものだと思うから・・・まぁ、私は勉強&精進かなぁ
今回もいままで同様、
- 設定遊びの概要
- 実際の様子
- 私の考察と振り返り
という流れでお送りします。
それではどうぞ!
▽前回(ルールあそび)の療育レポはこちら▽
▽療育にいくまでの話はこちら▽
クリスマス会の内容
歌&輪になってダンス
クリスマスの時期になると、聞いてるだけでなんとなくココロ踊るクリスマスソング。
その歌をCDでかけて、歌いながら輪になって踊っていました。
気持ちを切り替えるのに親子で少し部屋の外に出ていたので、正直これがどんな感じだったのかがわかりません!すいません!
プレゼント交換
プレゼントの入った箱(空き缶)を、クリスマスソングが流れている間に隣の人に渡していき、歌が終わった時にそのプレゼントの箱を持っていた人がプレゼントをもらえる、という遊びです。
厳密にいうとプレゼント交換ではないですね(笑)
回す人は子どもだけでなく、保育士さん、サポーターさん、親も入るのでそこそこな人数がいました。
そうなるよね(笑)
ハンドベルの演奏会
クリスマスにぴったりなハンドベルの音色。
最初に保育士の先生が2曲ほどハンドベルで演奏。
もう1人の先生が1曲。
そして、もう触りたくて仕方ない子どもたち(笑)
最後は1人1つベルを持って、曲を演奏しました!
一応色分けのされた楽譜(?)のようなものを見つつ、先生の指示する順番でベルを鳴らしていきました。
(もちろん親と一緒)
でも子どもたちは楽しそう&満足そうだったのでよかった!
しかしよく考えると曲を演奏するって、まず音階が存在することがわからないと難しいんだな・・・
ピアノとか音楽教室に小さいときに通ってるとこの辺の理解が早いのかもしれないと思った回。
キャンドルライト+シャボン玉
とは言っていましたが、たぶん熱くないです(笑)
さて、このキャンドルを先生が並べていきます。
座っているので何の形に並べているのかは全然わかりませんでした。
並べ終えて、部屋の電気を消して、キャンドルライトをつけます。
そしてここでシャボン玉の登場。
キャンドルライトがシャボン玉に写りこんで、ライトを並べて作った形がわかるんだ~!
この時はハート型や星型などをつくっていました◎
実際のこどもたちの様子
気持ちが崩れた時の療育側のサポートは?
「そっか○○だったね」からの「これから△△するよ、一緒にやってみない?」みたいな。
どちらにせよ叱ったり、無理強いしたりということは絶対にないね。
そしてもちろんその日の内容があるので、気持ちを崩れた子は切り替えて参加しないとその日の内容が終わってしまいます(笑)
そして少しでも参加できたら褒める!というのは徹底されている気がします。
【気持ちを切り替える】という成功体験を積んで、定着させていくことで、少しずつ自分自身で上手に気持ちを切り替えていけるようになるのだと思います◎
そこは2歳のイヤイヤ期と同じものを感じますw
前向きな声掛けでサポートしつつ、子どもの成長を信じて待つのが今のところ最善かなーと感じているので・・・怒らないようにがんばります。
プレゼント交換の「箱を渡す」のが難しい!
この遊びは「自分がもらえるか?もらえないか?」「誰がもらえるのか?」というワクワク感が楽しさの1つだとは思います。
でも、「プレゼントが入っている箱」を確実に貰いたい。
自分がもらえないのが嫌。
・・・だったのかはわかりませんが、長男は回ってきた箱を隣の人に渡すのを嫌がってましたwww
申し訳ないけど箱をむしり取って回しました。
多少は「隣の人に回してねー」という声掛けもしましたがね。埒があかなかったので。
と言いながら笑顔でむしり取られる箱。
仕方ないとは言えちょっと笑いました。
「音楽が止まった時に持っていた人がプレゼントをもらえる」「自分もあとで確実にもらえる」という見通しが持てていればよかったな、と思います。
ハンドベルはみんな一生懸命参加
先生がハンドベルで演奏している時は、ハンドベルに触りたくて触りたくて、でも我慢して、という葛藤が手に取るようにわかりました(笑)
親に止められつつも、みんなよく我慢してました◎
実際に自分たちが演奏する番になった時も、闇雲に音を鳴らさずに
楽譜や先生の指示を見てやろう!
という気持ちが伝わってきて少し胸が熱くなりました。
実際はまぁ難しかったようで四苦八苦していましたが、
それよりなにより自分たちが好き放題にやるのではなく、みんなで1つのことを指示されたように「やってみよう!」という部分ですよね。
言ってしまえば人の言うこと聞かないんですよ。「こうした方がいいよ」とか、「こうすれば出来るよ」とかもう全然聞かない。
だから「人が言う通りにやってみよう」と思って、それをやるというのは・・・まぁ、正直びっくりしました。成長ですね。
シャボン玉に夢中
キラキラと光がうつったシャボン玉はキレイですよね。
まぁ写ったキャンドルの形が何かよりも、シャボン玉を割る方が楽しかったのかもしれません(笑)
それでも「なんの形が見える?」と聞くと、
と言ってはいました◎
振り返りと考察
「気持ちの切り替え」はやはり親子共に課題
そもそも長男が発達相談に行くキッカケになったのもこの「気持ちの切り替えがなかなかできない」というところからでした。
以前と比べればかなり切り替えは早くなってきてはいます。
ですが、成長と共に「自分が出来ると思っていること」「自分がこうしたい」と思っていることも複雑化・レベルアップしてきていて、また違った場面で切り替えが出来ないということが起きている気がします。
乳児期には乳児期の、幼児期には幼児期の。
学童期、思春期、青年期にはまた違った悩みを抱えていることでしょう・・・
出来ない今を嘆くより、「前は出来なかったことが出来ている!」と出来たことに注目して、前向きに捉えていきたいです。
今回は少し長引きそうだったので、サクっと部屋の外に出て=場面を変えることで切り替えられるかなーと思ったのですが、少し後を引きました。難しい。
※ちなみにこーゆー時に部屋の外に出る子はあんまりいないですw私は今回初めて許可をとってやってみましたw
あと怒らない。怒らない。怒らないように・・・したい・・・。
見通しをつけるのも大事
上の【気持ちの切り替え】の話にも通じますが、
- 「これがどんなゲームなのか?」と全体を把握する
- 「これをこうするとどうなるのか?」という見通しをつけられる
とスムーズになることって多くあると思います。
今回のプレゼント交換が良い例だったと思います。
今、この「見通しをつける」「全体を把握する」という力をつける・サポートするために家でマグネット式スケジュール表を導入したのですが、それが結構よさそうなので今度別記事で紹介したいと思っています。
「我慢して待つ」がスムーズに
ハンドベルやキャンドルの時など、「触りたい」けど「触らないで待つ」ということがスムーズにできるようになってきたように感じます。
我慢する力がついてきたのでしょうか?
なんにせよ嬉しい成長です◎
「注目する」「探す」力=視覚認知?
動いているシャボン玉に注目して、形を探すというのは結構大変なんですね。
たしか視覚認知能力の中でも、
- 地(背景)と目標物を区別する力
- 全体の中から何かを探し出す力
が弱い人がいる、と聞いたことがあります。
探し物が苦手とか、本を読んでいると行を飛ばして読んでしまうそうです。
(たぶん旦那はまんまこれ)
視覚認知については少し調べて勉強してみたいと思っています。
おわりに
今回のクリスマス会はいかがでしたか?
お楽しみ会のような回は初めてだったので、結構新鮮な気持ちで参加できました!
特に今回は個人的に、気持ちの切り替えや声掛けに関しての課題が見えたので精進していきたいですね。
イベント続きになりますが、次回はお正月遊びです!
それではここまで読んでいただいて、ありがとうございました!
▽前回(ルールあそび)の療育レポはこちら▽