9回目となりました療育レポ、今回は再び【ルールあそび】です。
前回のルール遊びレポはこちら
今回もいままで同様、
- 設定遊びの概要
- 実際の様子
- 私の考察と振り返り
という流れでお送りします。
それではどうぞ!
▽前回(触覚あそび)の療育レポはこちら▽
▽療育にいくまでの話はこちら▽
どんな風に宝探しをするの??
今回は【全員で1つの宝を探す】のではなく、
【順番に1人ずつ、1個の宝を探していく】ものでした。
たくさん並べられた「宝を隠す場所」
段ボールで手作りされた箱など、個性豊かな【隠し場所】がたくさん用意されていました。
- アンパンマンの箱
- メロンパンナちゃんの箱
- 赤いポスト型の箱
- 大きいタオル
- 白い洗面器複数
- 自由遊びで使われていた引き車
- 大きい積み木
などなど。
特徴のある隠し場所がたくさん。
そこの1つに、先生が宝を隠します。
宝を隠している間、探し手(1人)は衝立の中で待つ
探し手はどこに宝を隠しているか探さなければならないので、
隠している姿が見えないように親子で衝立の中で待ちます。
その間に先生が宝を隠すのですが・・・
じゃあ探し手ではない他の子は、先生がどこに隠しているのかわかるってこと?
どこに隠してあるか知っている他の子たちは、探し手に宝の隠し場所を【言葉で】教えてあげることが出来るんだ。
例えば、指をさして「あっち!」って言ってもわからないでしょ(笑)
だから特徴のある宝の隠し場所=言語化しやすい隠し場所がたくさん並んでいたんですね。
「もういいよー!」の声掛けで宝探し開始!
探し手が衝立の中で10数える間に宝を隠し、
という声掛けで宝探しがスタート!
・・・という流れで1人3回行いました。
1回目は簡単なところ、2回目は少し難易度を上げていました。
(ちなみに順番が後ろの方の子の方が難しい場所に隠されていました)
最後の1回は次の探し手の子が隠す
最後の1回は、子どもも隠す側になります。
実際のこどもたちの様子
ヒントを出すのも探すのも上手!
探し手がわかりやすいように
と伝えていました。
そして探し手の子もしっかりそのヒントを聞いていて、すんなり宝物をゲット。
長男は控えめ気味
長男はヒントを出すのも、
探し手になった時の「もういいかーい」も控えめでした。
という不安もありましたが、・・・・まぁ実際どうなんでしょうね。
とか、
という感じのやり取りをしていましたが、
いざ自分の番になるとすんなり宝を見つけることが出来たのでルールは理解していたように思います。
もう少し先の話にはなりますが、授業などで積極的に手を上げるタイプではなさそうかな~と、今回のことで思いました。
普段の声自体は大きい方ですし、慣れた事に対しては積極的な面も見られるので、自信のないことに対しては消極的なのかな?とも思います。
振り返りと考察
必要な力
今回の宝探しで必要な力というのが
探し手
- 他の子のヒントをしっかり聞く力
- たくさんの隠し場所の中からヒントに合った場所を探す力
他の子たち
- 隠し場所をしっかり見る力
- それを相手がわかるように言語化して伝える力
もちろん、それに加えて
- 決まった順番をしっかり待つ
- 隠している間は静かにする
という【待つ】【我慢する】ということも必要でした。
聴く力がついてきた
長男は特に、自分のやりたいこと・興味のあることをしている時は【耳からの情報があまり入っていない】と感じることが多くありました。
(私の小さいころもまんまそんな感じで、小学生の頃までは特によく怒られていた記憶が・・・)
ゲームの出題者側も出来るかも
このルール遊びの回が、この記事執筆時の1か月前くらいです。
我が家はお風呂にあるあいうえお表をつかって「〇〇どーこだ」というゲームをしています。指定された絵を探すだけなんですが。
最近、それの出題者側をやりたがり、やってもらうことが増えてきました。
普通に楽しかったw
隠すものを探すってワクワクしますよねw
次男がもう少し大きくなったら、こういった遊びも家で出来るかなー?と思うので、
なにかイベントの時にでもやっても楽しいかなと思いました。
(子どもの日とか、かなり先ですがハロウィンとか)
おわりに
今回の【ルールあそび】いかがでしたか?
前回のルール遊びとは全然違ったゲームで、親子ともども楽しんで参加できました!
特に子ども同士のコミュニケーションが必要となる場面があって、成長を感じられたので大変満足度の高い回でした(笑)
次回はクリスマスのおたのしみ会です!
それではここまで読んでいただいて、ありがとうございました!
▽前回(触覚あそび)の療育レポはこちら▽