こんにちは、小倉あんこです。
先の記事で、発達障害についてと療育とはなんぞや?という話を書いてきました。
この2つの記事はかなり長くなってしまったので(笑)
これからは少し軽めな記事にしたいと思います!
内容としては、
- 療育の設定遊び(毎回違う内容の部分)
- 実際にどんなことがあったか
- 私の考察と実際の長男の様子
というのを織り交ぜて書いていきたいと思います。
今回は療育で【外遊び(公園遊び)】へ行ったときのお話です。
1日(1時間半)の流れ
この日の療育の1日の流れです。
- 着替え
- 運動遊び(20分程度)
- トイレ・お茶休憩
- かけっこなど(いつもより短時間)
手遊び歌- お集まり(はじまりの会)
- 設定あそび(行き帰り含め45分程度)
片付けおもちゃ遊び(その間に保護者がその日の振り返り)- お集まり(終わりの会)
※普段の流れはこちらの記事の中でもう少し詳しく書いています。
今回は移動時間があったので、いつもより省略した感じでした。
振り返りの時間は省略されていますが、この外遊び分の振り返りは次の時にまとめて振り返りをしました◎
外遊びへ出発!
今回はまさに保育園のお散歩のような設定遊びです。
- その時の季節や自然を感じる・触れる
- 身体を思いっきり動かして遊ぶ
ということが出来るのは外遊びならではです。
今回のねらいは?
今回の【外遊び】のねらいの1つは
保護者(または保育者)と手をつないで公園へ歩いていくこと
だったと思います。
担当の保育士さんの口から何度かこのフレーズが出てきました。
【手をつないで歩く】ということに関しては上手にできていました!
まぁ私と町を歩いていると振り払って走り出すことも多々ありますが。
そして
身体を使って遊ぶ
というのも大きなねらいの1つだったように思います。
発達障害児で【体幹が弱い・身体の動かし方を理解するのが苦手】というのはままあることのようです。
なんとなく手先は不器用かもしれないという印象は受けています(笑)
手先が不器用というのもよくある話みたいですね~
あとはもちろん
交通ルールを守る
秋の自然に触れる
というのもあったのかな。
お友達と関わって遊ぶ
というのは、年間を通して1つの目標になっていると感じています。
トラブル発生!先生の取り合い
さて、発達支援センターを出発してみんなで歩いていきますが、そこで問題発生。
誰と手をつなぎたいか問題。
メインで教室の運営をしているK先生は大人気。両手に子ども。
長男も大好きで、K先生と手をつないでいましたが・・・
悲しいかなK先生の手は2本しかありません。
他の先生が「じゃあ◎◎先生とつなごう!」
K先生も「こうやって工夫すれば3人と手を繋げ・・・ないかな・・・」
と色々工夫を凝らしていましたが結局、
この場はもう1人の子が譲ってくれたので丸く収まりました。
人に譲るって難しいよね・・・
どうやったらできるようになるんだろうね・・・
公園に到着
道路から公園の敷地内に足を踏み入れた瞬間、子どもたちは走り出しましたが
(そして追いかけて走り去るK先生・・・)
ここからは公園の遊具などで自由にあそびます。
1回目と2回目では少し違った流れだったのでわけて書きますね。
1回目 公園内の様子
1回目はまっすぐメインの遊具へ。すぐに遊び始めます。
この時の参加人数は3人と通常時よりも少なかったです。
見学体験から1か月空いていたのですが、のびのび参加できていました。
遊具で遊ぶ
その公園は大きな複合遊具があって、一応対象年齢は6~12歳と書いてあったと思います。
2歳以下の子どもが遊ぶにはちょっと危険だと思うレベルの遊具です。
(次男は危ないので遊ばせられないと思ってます)
みんなロープ登りやはしごなどで上まで登り、トンネル型の滑り台で下まで降りてくるのを繰り返していました。
バランスをとったり、手と足をうまく使ってあそぶ、よい機会だったのかなと思います。
その日の連絡ノートコメント欄にも「体を上手に使っていた」と書かれていました。
登る途中、滑り台の上、滑り台出口にそれぞれ保育士さんが配置。
(もちろん保護者も下にいます)
声をかけながら滑り台を降ります。
子どもたちも3人、声をかけあったりしていたと思います。
途中からたまたまいた他のお子さんとも一緒に登ったり下りたり、とても楽しそうでした◎
その後、シャボン玉あそび
一気にたくさんのシャボン玉を作れるタイプのものが大人気でしたが、みんなうまく作れず(笑)
やっぱりシャボン玉を追いかけて割るのが大半でした。
もちろん取り合いが勃発しましたが、
じゃあ10数えたら交換しようか~
といった声掛けで解決。かしこい。
待ってる間もシャボン玉割って楽しめますしね。
子どもってホント好きですよね~シャボン玉。
我が家も公園に行く時は、シャボン玉は常備してます。
(基本ダイソーで購入)
支援センターへ帰宅
という合図とともに片付け。
当然のようにあちこちから「いやだ」の声も聞こえますが仕方なし。
帰ります。
なんか保育士さんがええ感じの声掛けしてた気もするけど覚えてない1か月以上前やぞ?
もっと早く書こうと決意を新たに(黙れ)
あ、でもちょっとだけ
その公園、川沿いにあって、川の先がもうすぐ海!みたいな場所にあるんですよ。
なぜかそこに大量のカニがいて(水面近くまで階段があってその階段にギッシリ)
(しかもその日だけ。他の日にはいませんでした。)
カニを捕まえに階段を降りようとする子どもたちに
と少しずつカニを見る場所を移動するように誘導し、
と、最終的にカニがいないところまで誘導して、「いなかったね~」と言いながら公園を後にしました。
私もうまく気をそらしたり誘導するのがうまく出来るようになりたいなぁ
そしてあとの道のりは手を繋いで歩いて、センターに戻って終了。
怒る人がいないと嫌な気持ちにならないし、そのまま楽しい気持ちで終われるのがいいですよね。
2回目 公園内の様子
今度はまっすぐ遊具の方へは行かず、少し公園内の丘を登った違うエリアを通っていきました。
今回は参加人数が5人と前回より少し多め。
そのせいか長男は前回と比べると少し気後れしていた印象でした。
友達の近くに行って、同じ場所で遊ぼうとはするものの一緒には遊ばない(笑)
少し離れた場所で、もしくはタイミングをずらして同じ遊びをするんですよね。
まだ慣れていない子相手だとこんな感じの事がよくあるので・・・
それを経て距離をつめて仲良くなろうとしているというのはあるとは思いますが。
まあ言わずとも一緒に遊ぶこともあるんでしょうが・・・この辺はよくわかりませんね
虫やどんぐりを探そう!
今回は手作りの収集ケースと虫かごが用意されており、
と、収集ケースを渡された子どもたちは、各自思い思いのものを集め始めます。
ほとんどドングリは見つからず、木の実を集めたり、木の棒を集めたり・・・
虫もなかなか見つかりませんでしたが、集めた子たちは満足げ。
もちろん前回とは違う木製遊具に一目散に走っていった子もいました。
そこからまた少し移動。
鳩にエサやり
前回遊んだ複合遊具へと行く途中、保育士さんがおもむろにポケットから出したのはまさかのおせんべい。
そこにいた鳩たちを追いかけようとしていた子を引き留め、
鳩にエサやりを始めました。もちろん子どもは大喜び(逃げてる子もいましたw)
野生動物に餌付けをしていいものなのかどうなのか・・・と思わんでもなかったですが、公園の禁止事項としては書いていなかったのでセーフ(?)
前回と同じ複合遊具へ
そして同じ複合遊具で遊びます。
虫取りや木の実集めをしていたので、前回よりも時間は短めですが、
みんな体を思いっきり動かして遊んでいました。
今回はターザンロープでも、保育士さんの補助のもと遊んでいました。
(まだ1人で遊ぶのは難しいです)
長男も遊んでいましたが、保育士さんがいないと絶対にやろうとしないので(笑)
少し苦手意識があるのかな~と思います。
こんどやらせてみようかな。
支援センターへ帰宅
今回も同じように
という声掛けとともに帰る準備をします。
前回いた子はカニのことを覚えていて、
とカニを探そうと一目散。
残念ながら今回はあまりいなかったので、
と、橋の上から魚を探しながら帰路につきました。
まとめと振り返り
ここからは長男の個人的記録です。
まるっと1か月空いてからの参加だったので、少し心配しましたが長男本人が楽しんで参加できたのはよかったです!
【外遊び】というのもよかったのかな~という気はしてます。
中で遊ぶのもいいですが、やはり外の方がのびのび遊んでる感がありますし。
開放的な気持ちで2回、慣れるのにはちょうど良かったと思います。
今回の振り返り
この2回を通じて、改めて長男を見て発見・再確認したことです。
よかった点・成長した点
- 1回目よりも2回目の方が、お集まりで椅子に座っている時間が長かった
- 「バッタさがしたい!」と自分のやりたいことを言葉で伝えられた
- お友達と外で楽しく遊べた
- 帰る時、まだ遊びたい気持ちをうまく切り替えられた
- シャボン玉の時、順番で待つ・次に渡すことができた
今回でわかった今後の課題や長男の苦手なこと
- 人数が多いと気後れする
- 一緒に遊びたくて近くまでいくが別で遊ぶ
- 「一緒に遊ぼう」と声かけできるようになると尚良い?かな
- 自分の身体を手や腕の力で支える系の遊具に苦手意識がありそう
親として感じたこと
気持ちの切り替えに関しては大人の声かけがすごく大事!
ということを強く感じました。
【遊びを切り上げて帰る】
【順番を守る】
【待つ】
【(おもちゃ等を)次の子に渡す】
なんて、下手したら嫌がって怒って泣き叫んで阿鼻叫喚になる状況なのに、なぜそうならないかって言ったら
保育士さんの声掛けがうまいからだよ!
と思わずにはいられません。
もちろん本人の【我慢】という頑張りあってのことですが、
その【我慢しよう】という気持ちを引き出すのは大人の声掛けではないでしょうか。
特に【視覚優位】【見通しを立てるのが苦手】ということを考えると、
気持ちや行動を誘導された先の楽しみが【目に見える】
(例)「次はあの橋の上からカニをみよう」
→目に見えている場所なので気持ちをそちらに移しやすい
どれだけ待てばいいのかが具体的に示されている
(例)「じゃあ10数えたら〇〇くんに渡そうか」
→10数えたら貸してもらえるから待てる
貸す(終わりにする)タイミングがわかるから貸せる
という声掛けはかなり有効なんだな~と思いました。
実際、声掛けをする際にこれを意識するようになってから、切り替えがスムーズになったと感じることが多いです。
ちなみに「10数えたら~」というのは1歳10か月の次男にもかなり有効です。
次男は所謂イヤイヤ期真っ盛りで、とりあえず返事はまず「イヤ」から始まりますが
いーち、にーい、さー・・・
という感じで(このやりとり毎日帰宅後、玄関入る前にやってる)
まぁ・・・多少骨は折れますが、泣きわめかれるよりはかなり楽です。
おわりに
結局今回も長くなりましたすいません!
このシリーズは私の記録的側面が強いですが、どなたかにとってなにかの参考になったら幸いです(笑)
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
療育に関する記録として、こういった記事は今後も続けていきたいと思っています。
よろしくおねがいします!