さて、今回は導入されているご家庭もかなり多い「お掃除ロボット」についてです。
また半年前頃にはAmazonセールで比較的安くなっていたブラーバジェットも導入済みです!
今回は
- なぜお掃除ロボットを導入したか?
- ルンバを選んだ理由
- 使ってみたメリット、デメリット
というところをお伝えしたいと思います!
ひとまず我が家の相棒はこちら。
6年前に購入したルンバは800シリーズです。(さすがにもう販売終了してました)
お掃除ロボットを導入した理由
犬と猫の毛とホコリがヤバいのに子供は床に近い生活
我が家のゆずはMダックスのロング(黒)です。
毛が黒いおかげで、しばらく掃除機をかけないと部屋の隅で黒い毛玉がふわふわコロコロ・・・
まずは空気清浄機を長男出産前に導入しましたが、それで全てのホコリや毛が解消されるわけではありません。
と、思い悩んでいましたが、ねこの毛はその比じゃありませんでした。
気が付けばそこかしこに白い毛がふわふわ。
あっちにふわふわこっちにふわふわ。
ねこを抱っこすれば服が毛まみれ・・・・。
ベビーベッドの上で寝てばかりの新生児期ならまだよかったのですが、寝返りを始める生後4~5か月になるとベビーベットでは手狭になってきました。
さらにずりバイやハイハイを練習し始めたら否応なく床に転がすしかありません。
黒い毛や白い毛やホコリがフワフワころころしているこの床に。
毎日掃除機をかければ良い話です。
わかっています。
でも面倒くさい。
そして慣れない子育て。(だってまだ生後半年程度=ママ歴半年)
洗濯・炊事だけでもいっぱいいっぱいです。
そもそも料理が好きじゃない
そこで我が家で導入されたのがi-Robotのルンバ885でした。
(2017年5月30日時点での価格は69,800円。現在は販売していません。)
そもそも掃除機はいつかけるのか?
そして問題はここです。
乳幼児がいるご家庭はいつ掃除機をかけているのでしょうか?
でも冷静に考えて、子供が寝ている時間か起きてる時間かの2択になりますよね。
- 寝ている時間=寝てて欲しい。そもそもここで休まないと母体はいつ休むのか。掃除機かけたら起きる可能性大。→却下
- 起きてる時間=掃除は可能だが基本はお世話&相手をしている。掃除している間は当然安全確保しなければならない。
となります。とりあえず自然と起きてる時間帯に掃除しますね。
バウンサーやベビーベッドに固定、又は抱っこ紐で抱っこorおんぶしながら掃除機をかける、というのが妥当なところかなと思います。
抱っこorおんぶで掃除機…
つらくない?
最後半年頃まではいいですが、つかまり立ちが始まるとベビーベッドも完全に安心安全とも言い切れないですからね…
これはお掃除ロボットを導入しても同じですが、前後に床を片付けて掃除機をかけられる状況にする必要もあります。
今は処分しましたが、長男出産当時はコタツがあったので余計ホコリも多く、そこまで広い家でもなかったことも災いし、掃除機をかけるべき床が見えないという状況でした。
色々ひどいですね。
それらを片付けて、掃除機をかけて、適度に戻して…という作業。赤子を背負って。
なかなかの重労働です。そりゃもう面倒くさいです。
お掃除ロボットを導入した場合はどうなるのか?
あとは大人が2人いる時は、1人に子供を任せて1人が掃除する、というのも出来るは出来るんだけど、平日(というか旦那が仕事の時)は、どうしても母親1人で家事育児をまわす必要があることがほとんどだし…
と思う方も多いかと思います。
では実際具体的に、私がルンバをいつ動かしていたのか?というところです。
- 出かけている間
- 別室で子供の相手をしながら
この2パターンです。
特に最高なのが ①出かけている間 です。
出かける前に片付けて、帰ってきたら掃除が全室終わっている。控えめに言って最高でした。
という地獄を見たことがありますが…
あれは私のミスであり完全に人災でしたね…
あと寝室に関しては、基本朝起きたらリビングへ移動していたので、起きた後すぐにルンバ起動して、ご飯食べて着替えて〜としている間に掃除してもらっていました。
とにかくお掃除ロボットは
別の事をしている間に掃除が終わる!
というのが最大のメリットだと思います。
お出かけの予定がない日には、ルンバを動かす間は別の部屋で子供と過ごして、終わったら戻る、という感じでやっていました。
息子たちが6歳4歳になった今では、夜多少の騒音でも問題なく寝てくれるので、
毎日夜9時になったらリビングでルンバが動くようスケジューリングしています。
どんなに遅くとも9時になったら布団に行く、という習慣もついて一石二鳥です。笑
どうやってロボット掃除機を選んだのか?
でもお掃除ロボットといっても多種多様なメーカーがありますよね。
6年前はまだ拭き掃除のお掃除ロボットが出たか出てないか、というところだったので、一体型の選択肢はそもそもありませんでしたが。
それでも色々なメーカーが発売していました。
たとえば東芝のスマーボ
パナソニックのルーロ。
こちらは形状が三角で、ロボット掃除機が苦手な部屋の角なども掃除してくれそうだったので最後まで悩みました。
シャープのココロボは生産終了していましたね。
今なら吸引+拭き掃除が両方できるエコバックス
ニーボットなど
とにかく種類が多いので悩むところです。
機能で考える
最近で1番の気になるところはおそらく
吸引機能のみか
拭き掃除が同時にできるタイプか
という点ではないでしょうか。
我が家の場合はそもそも購入時にその選択肢はありませんでしたが、
広い面積の床にラグを敷いていたため、いずれにせよ吸引のみのものを購入していたと思います。
あとロボット掃除機は和室で動かすと畳が痛むことがあります。
また、巾木がない場合には壁の下部を傷ませる可能性が高いです。
特に塗り壁(珪藻土や左官仕上げ)は削れました。※経験済み
ご注意ください。
つまりどの部屋を掃除するか?
その部屋の環境はどうなのか?
に合わせて機能を選ばれると良いと思います。
我が家がルンバを選んだ理由
ではなぜ、我が家はルンバにしたのか?
決め手は吸引力と本体の高さです。
吸引力
犬・ねこと暮らしていると少し引っかかるのがノミ・ダニですね。
我が家は今のところノミ・ダニの被害にはあっていませんが、
毎年5月~11月の期間は、犬のフィラリア予防の薬と一緒に動物病院でノミダニ予防薬をもらっています。
ノミ・ダニの脅威と、毎日こんなに抜けるのかと驚愕するほど舞い散る犬・ねこの毛。そしてホコリ。子供の食べこぼし。髪の毛。
これらを毎日毎日一網打尽にして欲しい。
となると、とにかく一番きれいにしてくれるヤツください。となりました。
本体の高さ
吸引力で悩んだものにダイソンも考えました。
※今はもうあまり販売してないようです。
こちら写真からでもわかる通り、他のものよりすこし高さがあります。
ロボット掃除機導入によるメリットの一つに、
ベッドやソファの下も掃除してくれる点があげられますが、
これではソファの下もベッドの下も入らない。
ということで選択肢から消去されました。
ベッドやソファの下は毛玉がよく溜まるスポットだったので・・・。
ちなみにルンバの本体の高さはおよそ10cm。
脚付きの家具は脚が10cm程度のものが多いので、脚付き家具を選べばほとんどの場合が問題なく家具の下まで掃除してもらえます。
また、逆に不便なのがキャスタータイプの家具です。中途半端に隙間があるのでホコリは入るけど、ルンバは入れないものが多いのでホコリが溜まります。
時々動かして掃除してもらえばいいんですけどね…そんなことしないですからね…
そのため我が家のキャスタータイプは家の収納内部にしかほぼありません。
壁との隙間に絵本を落として、拾うために少しベッドをずらしたらベッドの脚と壁の間に結構なホコリが溜まってて。
まぁそうだよね…って話ではあるんですが、ここだけは時々掃除しないとなるまい…と思いました…
ルンバより高さが低いものもあるようなので、家の家具に合わせてロボット掃除機を選ぶのも良いかと思います。
ルンバのどのシリーズを選ぶ?
そんなこんなで最終的にルンバに落ちついたわけですが、ここからさらに問題が。
ルンバのシリーズがたくさんありすぎてよくわからない。
しかもシリーズ名が数字
本気でわけがわかりません。
詳しい比較はきっと家電比較をしているブログさんを見た方がよくわかるのでざっくり申し上げます。
ブラシの違い
犬・猫と一緒に暮らしている方には
ゴム製のブラシを選ぶことをオススメします。
画像の左が比較的安価なルンバのブラシ、右が我が家のルンバのブラシです。(少し値段上がります)
左は通常の掃除機と同じような毛が生えたようなブラシを使用していますが
我が家が購入したシリーズではエアフォースエクストラクターというゴム製のブラシを使用しています。
機能的に数値化するとゴミの除去率が1.5倍だそうです。
我が家の最大の敵は犬・ねこの抜け毛でしたので、お手入れのしやすさの面でも、吸引力の面でもゴム製のブラシをおすすめします。
髪の毛、糸ももちろんですが、犬猫の毛は特に細いのでブラシに絡みつきやすいです。
そのためペットがいるご家庭は、ぜひゴム製のブラシかどうかを判断基準のひとつにしていただきたいと思います。
他の機能は財布と相談
それ以外ではもう正直、あとはお財布と相談でもいいと思ってますw
大体どんな機能の違いがあるかというと
- ダストボックスがついているかどうか
- アプリで操作できるか
- 掃除の軌道が規則的かランダムか
というのが大きな違いかなと思います。
まずダストボックスは、そもそもルンバのホームをどこに置くかによって変わります。
我が家はスペースの関係上、リビングではテレビ台の下、寝室ではベッドの下に置いています。
(いずれもすぐ手の届く位置に配置していますが)
ホームを常に見える位置に配置すると、長男次男が乳幼児の時期は勝手に動かしたり叩いたりしてた(そして壊れた)ので、家具の影に隠したという事情もあります。笑
また我が家のは一応アプリで操作が出来るようですが、そこまで使用してはいません。
アプリで動作できると、アレクサとスマートリモコンを導入していれば
で掃除が始められるそうです。
我が家もありますが…基本スケジュール機能で毎日同じ時間に掃除してもらってるので、使うことはほぼないです。
毎日違う時間に掃除するのであれば、あると便利かもしれません。
掃除の軌道については、やはりランダム軌道の方が掃除に時間がかかるようです。まぁ非効率ではありますからね。
今まで6年間ランダム軌道で「ここ掃除出来てないな」と思うことがないわけではないですが、毎日同じところが残ってることもなかったので…
コスパ上、別にいいかなと。
という感じでこちらにしました。
我が家が購入した直後にセールで10,000円引き、29,800円になってて泣きました。
実際に使用してみてのメリットとデメリット
それでは最後に、ルンバ885やルンバe5を使用してのメリット・デメリットをまとめます。
メリット
・毎日の掃除の手間が格段に減る
・「掃除機かけなきゃ・・・」という日々のストレスがなくなる
・別のことをしている間に掃除が終わっている
・ベッドやソファーの下まできれいになる
・毛玉が転がることがなくなった
・ルンバを最大限に活用するために床にものを置かなくなった
毎日床がきれいで、さらに「掃除しなきゃ」というストレスから解放されたことはメリットでしかありません。
掃除に対してかける時間が圧倒的に少なくなったのも事実です。床を片付けて、床に落ちてるクッション等をソファの上に投げるだけ。これは掃除機をかける前の手間とかわりませんから、純粋に掃除機をかける時間分が丸っと浮いたかたちになります。
あとは物をしっかり片付けないとルンバがエラーおこしたりするので基本的に床に物を置かなくなったのは思わぬメリットでした。
もちろん自分や旦那、子供たちが床を散らかすのですが、床が定位置になっている物は基本的にありません。
(床におもちゃのカゴを置いてる、などがないという意味です。基本的に全ての定位置は棚の内外、テーブルの上など。)
「床に物を置かない」というのは断捨離や整理整頓をすすめる時の基準にもなりました。
デメリット
・小さい隙間や角には多少の取りこぼしがある
・床の間、階段など大きな段差がある場所は掃除できない
・網戸を突き破りそうになっているときがある
・和室の壁(塗り壁)が少し削れる
・息子が歩きまわれるようになった1歳前後から、息子がルンバを追いかけて叩く。
・まさかのルンバのスタートボタン連打。そのせいか1年経たずしてルンバエラーが直らずメンテナンスへ。
(保障期間だったので無償修理で、さらに消耗品も交換されて帰ってきました!正規品でよかった!)
わかってはいましたがやはりルンバで掃除しきれないところはどうしてもあるので、1~2週間に1回くらいは少し掃除した方がいいかな、というのが正直なところです。
階段にいたってはかなりの確率でねこの毛まみれなので、人がくるときには掃除はかかせません。
あとは夏場、掃出し窓を網戸にしているとそのまま網戸に突撃して突き破りそうになっていることがあるので、ルンバ中は窓は閉めておいた方が賢明です。
比較的新しい家だと2階以上の掃き出し窓は、床から10cmほどは少し壁があるので大丈夫かと思いますが。窓が床の高さにある場所は要注意です!
また最初に少し述べましたが和室や巾木のない壁(とくに塗り壁!)に関してはお掃除ロボットはオススメできません。
ロボット掃除機のタイヤで畳が傷み、巾木がなければ方向転換で壁を傷めます。
結局家に普通の掃除機が全くない、というのはかなり不便なので…
(ガラスのコップを割った!など突発的に掃除機が必要になることもあります。)
掃除機の買い替えにロボット掃除機!というのは、もしかしたら少し考えた方がいいかもしれません。
おわりに
とにかく結論としてはルンバ購入して本当に良かったです。
少し心配だった犬・ねこのアレルギーや、ハウスダストアレルギーもいまのところ出ていません。
もちろんルンバや空気清浄器のおかげか?と言われてもそんなことわかるはずがありませんが…
でも「しっかり掃除してるし、きっと大丈夫だろう」と思えている、
心配、ストレスの原因がひとつ取り除かれている、ということが重要ではないかと思います。
1人目であれば特にですが、絶えない心配事。
慣れないことばかり。
検索すればさらに心配になる情報が出てくる出てくる・・・(笑)
産後は眠いし辛いし、いつもすぐそばに頼れる人がいるとは限らない。
正直、ルンバも安くないです。
6年前より安くなってるとは言え、2〜3万円。高機能機種は10万円超えますが。
それでも、そんな育児や家事に追われて疲れていた私から「掃除」と「ストレス」を除いてくれたルンバは、
今では私の「相棒」と呼ばれています。
ルンバがメンテナンスに出され、1週間不在だった時はもう早く帰ってきて欲しくて仕方ありませんでした。
「すぐ帰ってくるよ」と慰めてくれた主人に返した言葉は
「ルンバは我が家の中で一番役に立つのに・・・」でした。
我ながらひどいですね。
と、いうわけで産後に買ってよかった家電No.1のルンバ紹介でした。
ルンバへの愛が溢れすぎで長くなってしまいましたが!
特に犬・ねこ・こどもと暮らしている方には本当におすすめです!