さて、こちらの【前編】では
- そもそも夜間断乳とはなにか
- どうやって時期を決めたか
- 実際の方法は?
という内容をお伝えしました。
それでは今回の【後編】では、
とにかく夜間断乳のリアルをお伝えしていきたいと思います。
包み隠さない本当のリアルです。
何回起こされたかも朦朧としながら対応していたので
正直よく覚えてない
というところも含め、リアルです(笑)
それでは夜間断乳完了までの奮闘記、どうぞご賞味ください!
夜間断乳完了までの経過報告
1日目
1回目の夜泣きで全力の抵抗を受け、
1時間程大泣き。
さすが1歳児ともなると声も大きければ力も強い。
ひたすらその場で寝返りで回転し続けるのですが、その様がまさに頭突きドリル。
私の顔面に向かって頭突きドリルをかましてくるのでとにかく痛い。本当に痛い。
延々と頭突きドリルをかましてくるために、
枕元に用意しておいたストローマグに入った麦茶はまるで役に立たず
と思いながら2回目の夜泣きもやりすごし耐えます。
3回目、4回目の夜泣きでは泣き始めてすぐ麦茶を飲み、比較的短時間で落ち着いて寝ました。
思いのほか順調。
そしてギャン泣きされても目を覚まさない長男、さすがです。
よく寝る子で助かった。
でも翌日起きたら朝8時でした。寝坊~☆
2日目
夜11時半の段階でまだ起きてません
次男夜間断乳2日目。
1回グズリかけたけど様子見てたらそのまま就寝。いいぞ…調子いいぞ…
そのまま寝ろ…
私もねる— 小倉あんこ@長男次男犬猫可愛いbot (@sumomoyuzu) 2019年1月10日
日付が変わって少しした頃、一度頭突きドリルでかなり粘られましたが
その後麦茶を飲んでしばらくぐすりつつも就寝。
と期待したのもつかの間。
2回ほどギャン泣きをした後の朝方4時以降がグズグズで、
大音量でギャン泣きではなく
本当にずーーーっとグズグズ。
麦茶を飲んでは呻き、飲んでは呻き、頭突きドリル。
1時間半ほどでしょうか。
と朦朧する意識の中で、寝たり(意識を飛ばしたり)起きたりしていたので
正直どれくらいの時間そうしていたのかはわかりません。
朝起きたらストローマグの麦茶がありませんでした。
3日目
正月休み明けから長男が風邪をひき、熱が上がったり下がったりしていたのですが
ここにきてついに次男が発熱。ついでに下痢。
体調不良のせいもあってか、
特に夜泣きの回数が減るわけでもなく(むしろ増えた)
泣き声の音量が下がるわけでもなく、
ひたすら頭突きドリルに耐え続けていました。
お茶を飲めば多少は落ち着きますが、
前日同様、朝方にグズグズタイム。
と思いながら迎えた朝。
1日の始まりの時点で疲労困憊です。
朝、麦茶はありませんでした。
4日目
おそらくこの日が1番酷かった気がします。
就寝直後に泣き出す次男。
全力の頭突きドリルを断続的に3時間ほど続け、私の限界も近づいてきたところで、
私よりも先に長男が限界を迎えました。
半覚醒した長男が暴れ泣き、全力の蹴りを繰り出します。
3歳児の蹴り(しかも両脚交互に)はなかなかの威力。
とさすがに寝室から退避。
熱が上がって辛いのかも!?と熱を計るとまさかの平熱36.5℃
泣きわめく長男次男を目の前に途方に暮れました。
心が死んでいた模様。
この日のFBにはこうありました。
そして結局良く起きた
結局いつも通りよく泣きました!!!
夜間断乳とは!!!!— 小倉あんこ@長男次男犬猫可愛いbot (@sumomoyuzu) 2019年1月13日
5~7日目
もう普通に夜泣きする日々
夜間断乳の意味とは
夜間断乳した次男ですが、夜起きてグズった時に口にするものが乳から麦茶にすり替わっただけなんだが?
— 小倉あんこ@長男次男犬猫可愛いbot (@sumomoyuzu) 2019年1月15日
次男、夜間断乳してもまだ夜泣くし、
麦茶あげてもダメ、
抱っこしてもダメ、
添い寝してもダメ、
トントンしたら逆に悪化、
もう見守るしかないな、
なんだろこれ…って思ったけど
普通にただの夜泣きじゃーーーん☆
— 小倉あんこ@長男次男犬猫可愛いbot (@sumomoyuzu) 2019年1月16日
やはり1歳の夜間断乳では遅かったのか…
もっと早くやるべきだったのか…
それとも体調不良が重なってしまったのがいけなかったのか…(たぶんこれはある)
ただ夜間断乳をする前は、添い乳の悪影響がモロに出てしまい、完全なる頻回授乳
- 夜中に何回授乳したのか覚えてない
- ひどい日には朝方にはお腹がいっぱいになってしまったのか乳すら拒否しグズリ泣き続ける
という状況だったことを考えると
起きる回数は減っていましたし、
少しずつ続けて寝る時間も伸びてはいました。
麦茶を飲めば落ち着いてまた寝入るようになりましたし、
乳を求めて泣きわめくこともありません。
状況は確実に改善されてはいました。
ただやはり朝方には麦茶がなくなります
8日目
こちらが夜中の3時前頃のツイートです。
9日から夜間断乳してついに今日。
まだ!!!!!次男!!!!!1度も起きてません!!!!!!フゥゥ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
— 小倉あんこ@長男次男犬猫可愛いbot (@sumomoyuzu) 2019年1月17日
このあたりから、かなりまとめて寝るようになってきました。
わたしも大概疲れ果てていたので、寝かしつけの時点で共に寝落ち
(みんな風邪ひいてたので大体8時就寝)
そして夜中の2時とか3時とかに目を覚まします。
細切れ睡眠になれてしまった身体の悲しい性・・・
とりあえず5~6時間まとまった睡眠がとれているので、
この時点で母体はかなり回復されています。
そのためここで、
と調子に乗って大人のスマホタイム
を、していたら午前4時ごろに呻いて目を覚ます次男。
スマホの光がいけなかったのかな?とも思いますが
少し呻いたあと自ら就寝!
やっとここにきて夜間断乳の成果が…!(感動)
1回起きたけど自ら就寝!
はぁーーー!!!— 小倉あんこ@長男次男犬猫可愛いbot (@sumomoyuzu) 2019年1月17日
この日を境に、面倒になって麦茶をやめました
9日目
どうやらやはりスマホの光がよろしくないらしく、
私が夜中ににお一人様スマホタイムをしていると呻き出します。
それでもスマホを消して静かにしていれば勝手に寝るようになりました◎
あとは朝方、6時過ぎ頃にグズリ出すのでそこで授乳。
朝の授乳をやめるにはもう少し時間がかかりそうです…
(私の乳事情的にも…)
それでも、夜起きて盛大に泣くこともなく、
少しグズり始めても自分で落ち着き入眠。
そのまま朝6時半~7時頃まで寝るので、
9日目、ここで夜間断乳完了を宣言したいと思います!
夜間断乳完了後
次男の様子
夜間断乳を終え、熱が下がった直後は日中大層機嫌が悪く、
事あるごとに乳を求めて泣き、
暇さえあれば乳を吸っている状況でした。
私が座ると足元に来て泣きわめくのでついつい授乳…
当然離乳食の食べも悪くなり、
お腹が空くのも早く、また授乳…
と完全な悪循環にハマってしまいました…
夜間断乳の影響なのか、解熱後のストレス発散なのかはわかりませんが
どちらにせよ今回の夜間断乳と体調不良が相当なストレスになったことは確かなようです…
その後の母体の様子
就寝前と起床後に授乳していたので、
特に乳腺炎になることもありませんでした。
ただ先述の通り、丸2日間次男の機嫌が悪く
暇さえあれば授乳している状況だったのですが、
ついに私が体調を崩し(笑)
うっかり救急車で搬送された時と同じくらいの頭痛に襲われかけたので薬を服用。
寝る前の授乳も強制的に停止しました。
多少グズリはしたものの、自ら就寝。
朝までグッスリ眠ってくれたので、夜間断乳が完了したタイミングで本当に良かったです…
授乳と食事のリズムを整える
今まではとにかく、求められるがままに授乳していましたが
- 昼間の授乳回数が爆発的に増えた
- 離乳食の食べが悪くなった
- 常に機嫌が良くない
という状況になってしまったことと、
私が薬の服用を余儀なくされたことも相まって、
- 食事のリズムを整える
ことを第一に生活しています。
現在の授乳と食事
薬は服用後2時間ほどで母乳に影響が出始めると痛み止めを処方された時に言われたので、、
その時間を避けて授乳しています。
7時頃 | 起床後すぐ授乳(乳の張りが取れたら終了) |
7時半 | 朝ごはん |
10時頃 | おやつ(野菜パンとか) |
12時過ぎ | 昼ごはん + 授乳 |
タイミング良ければそのまま昼寝 | |
15時~16時 | おやつ(おやきとか野菜系が理想・・・) |
18時頃 | 夕飯 |
19時半頃 | 授乳 |
20時半~21時 | 就寝 |
という感じで過ごしています。
一時期、離乳食の量がガクンと減ってしまったのですが、
この生活リズムにしたらよく食べるよく食べる(笑)
今まで乳飲み過ぎだったんや…
授乳回数を減らすにあたって、抵抗されるかな?とも思いましたが、
オヤツなどで置き換えてみたら意外とすんなり。
単純にお腹が空いていただけだったのか、
夜間断乳の効果で乳に対する執着が少し薄れたのか。
離乳食の進みは一進一退ではありますが、
オヤツを入れても食事をしっかり食べるようになってひと安心です。
そして授乳回数、
朝昼晩の3回!
朝はまだ飲ませないと乳が爆発しそうなので授乳していますが、
私の乳の調子と相談しつつ、辞めていきたいなぁと思っています。
最終的には夜1回にして卒乳に近い断乳を目指していきたい所存です。
まとめ
夜間断乳してよかった
やはり夜間断乳をすると、まとめて睡眠が取れるようになるので
母の身体の疲労感が全然違います。本当に。
また体調を崩した時に、夜間授乳を気にせず薬を飲める、というのはかなり大きいメリットだと感じました。
偏頭痛・肩こり・顎関節症持ちの私にとっては本当に死活問題の場合もあるので・・・
▽偏頭痛でえらいことになった話がこちら▽
そして入眠にも授乳を必要としなくなり、
夜の歯磨き後、キレイな歯のまま就寝できるので虫歯の心配も減りました。
これは生活リズムを整えたこともあると思いますが、日中の機嫌もよくなりました。
あとは最近昼寝場所を変えた効果もあるのかもしれませんが、
昼寝もよくまとめて寝るようになりました。
今までは大体30分くらいすると目を覚まして泣き始めるのですが、
今は目を開けてもまた目を閉じて寝続けます。
寝るのが上手くなったのでしょうか(笑)
反省点
もう少し早い時期に行うべきだった
長男10ヶ月の時と、
次男7ヶ月の時と、
次男1歳0ヶ月の今回。
1番苦労したのは、間違いなく今回の夜間断乳です。
月齢が上がると、頭がよくなって『なんでくれないの!?』と抵抗するらしい
と聞きましたが、もうまさにそれなのかなぁと。
たしかに、乳を求めれば当然のようにもらえた時期が長ければ長いほど、
抵抗も強くなるのも当たり前な気もします。
と思っている方、
いつかやるなら早い方がいいという話です。
いつかやろうと思っているのであれば、
『今』が1番早い時。
待てば待つほど、抵抗が強くなるのかもしれません。
もちろん、自然に授乳回数が減って、夜間授乳がなくなればそれでOK。
自然にまかせるか、夜間断乳に踏み切るかは、
それぞれのご家庭・親子の判断なので、正解はないと思います。
発熱時は中断する?しない?
今回はまさかの2日目で発熱、という事態になってしまいました。
結局夜間断乳完了まで9日間かかったことになりますが、
ここまで長引いてしまったのは体調が悪い時期に重なってしまった、
というのが大きかったかな…と感じています。
次男の前に長男が発熱していたので、
正直開始時期を最初からずらせばよかった・・・という猛反省。
そして発熱時は水分が通常よりも多く摂る必要があるので、
というのは、何度も頭をよぎりました。
2日間を耐え忍んだ努力を無駄にしたくないな・・・
という思いがどうしても捨てられなかったんですよね…
結果としては、夜間もしっかり麦茶で水分を摂っていたので問題はなかったとは思いますが…
家族の体調が万全の体制で行う
というのも、必要項目に上げておきたいと思います。
夜間断乳は子にとってはストレス…?
夜間断乳完了後の2日間が特に機嫌が悪かった次男。
食事のリズムがグチャグチャになるほど乳を求めて飲み続けていました。
やはり精神安定剤的な役割を果たしていた乳を、
当然のように毎晩飲んでいた乳を、
辞めるのは相当なストレスがかかったのかな…と
改めて振り返ると、そう思います。
一応最初の3日間くらいは朝イチの授乳の時に、
おかげでおっぱいがよく休めたよ、ありがとう
とか言ってはいましたが。
明日の朝は
お母さんもたくさん寝れてスッキリしたよ!
ありがとう!
と伝えてみようかな。
最後に
リアルな夜間断乳事情、いかがでしたか?
正直今回はかなり難航したので、
ちょっと引いちゃったり
なんて躊躇してしまう方もいるかもしれませんね…(すいません)
たしかに赤ちゃんにとっては大変なストレスがかかることかもしれませんが、
夜間断乳で得られるメリットは母子共に非常に大きいものです。
我が家の場合は以下のようなメリットを感じています。
- 母体が夜に身体を休められる
- 子も夜よく眠るようになる
- 虫歯の心配が減る
- 日中の機嫌もよくなる
- 昼寝もよくまとめて寝るようになる
- 生活リズムを整えやすい
- 乳への執着が少し薄れた
【おっぱいを卒業する】というのは、
乳児(ベビー)から幼児(キッズ)への成長段階、
母から自立し始める大きな一歩です。
その断乳や卒乳の前段階である夜間断乳。
夜間断乳をするもしないも、その時期も、
各ご家庭の事情それぞれ。
正解なんてありません。
ただ選んだその道が、
母と子にとって良きものでありますように。
それでは皆様、よき授乳ライフを!