はい、それでは今回は前回に引き続き、
乳幼児連れの引っ越しがあまりにしんどいシリーズ第2弾!手続き編です!
▽前回の記事(当日編)はこちら▽
引越し関連の手続き、めんっどくさいですよね。
主に住所変更なんですが、その変更する先の多いこと多いこと・・・
そこで今回は、子どもがいる引っ越し(自治体変更)の場合の
- 役所で必要な手続き・必要なもの
- 絶対に住所変更をした方がいい届け先
についてお届けします!
準備していった方がいいものは??
パートナーに見せてやりたい・・・
ねぎらえ・・・・
という方のお役に立てればと思います!
※今回は乳幼児がいるご家庭での引っ越し手続きについてです。
小学生・中学生がいらっしゃるご家庭では学校関連の手続きが別に必要になります。
転居前に必要な手続き①役所編
持ち物
- 本人確認書類(運転免許証・健康保険証等)
- 印鑑(認印)
- 子どもの健康保険証
- 子どもの小児医療証
印鑑登録廃止手続きがある場合
- 実印(印鑑登録の印鑑)
これらを持って、転居前の自治体の役所へ行きましょう!
転出届
まず必ず必要なのがこちら。転出届です。
大体、転出日(引っ越す日)の14日前から手続き可能になっています。
(多少前倒しで出来るかもしれませんが、それは各自治体の役所へ確認してください。)
これは必ず、転居先ではなく元々住んでいた自治体の役所で届け出なければなりません。
この転居届を貰わないと、転居先で手続きできないのでご注意ください。
基本的には同一世帯ならば委任状も必要なく手続きできます。
そしてここで手続き漏れがないよう、必要な手続きを教えてくれるので
まず最初に転居届の手続きをしましょう。
転居届(自治体内での引っ越しの場合)
住む自治体が変わらない場合はこの転出・転入の手続きが必要なく、
住む場所を変更した、という届け出だけで済むので楽ちんです。
そのほかの手続きもほとんど必要ないので、
転居届だけ引っ越し完了後14日以内に役所に届け出てくださいね。
認可保育所等の利用停止
引越しに伴って認可保育所を退園する場合、保育所の利用停止申請が必要です。
※公立小学校・中学校等に通われている場合はまた違う手続きが必要です。
役所によってそれぞれ窓口の名前は違いますが、
【こども家庭支援課】のような名前の窓口で手続きができます。
※窓口は各自治体で確認してください
利用中の認可保育所の名前、在園児の氏名等を書類に書いて提出します。
その後手続きが完了すると、利用停止申請が完了した旨の書類が郵送されてきます。
児童手当支給停止申請
児童手当は基本的に住んでいる自治体から支給されます。
そのため、自治体が変わる場合はその旨を自治体に申請しなければなりません。
こちらも大体が保育所と同じく、
【こども家庭支援課】というような窓口で手続きができると思います。
我が家の場合、転居届の手続きをした窓口で
と、紙を提出してちょっと書類書いたかな?程度で終わりでした。
こちらも手続きが完了すると、利用停止申請が完了した旨の書類が郵送されてきます。
小児医療証返還の手続き
【マル乳】と呼ばれたりする、小児医療証。
自治体によって補助が出る年齢や金額は異なりますが、病院代が安く抑えられる素敵な制度です。
こちらも各自治体の制度なので、転出にあたって返還の手続きが必要です。
といっても、こちらも
と、教えてくれます。
しかし返還と言っても健康保険証と同じく、転出日まで手元にないと不安ですよね。
それも大丈夫です。
と返信用封筒を渡してくれました。
というわけで、こちらは転居後に郵送して手続き完了となります。
※この時、念のため子どもの健康保険証も手元にあった方が安心です◎
国民健康保険に加入している場合
その場合も同じ窓口で手続きが必要になります。
同一自治体内での転居の場合も、住所変更の手続きが必要だそうなので、
国民健康保険に加入している場合は手続きを忘れないようにしましょう。
印鑑登録の廃止手続き
印鑑登録は、各自治体に登録して証明書を出してもらうものなので、
停止の手続きが必要な場合があります。
我が家の場合は、転出すると自動的に印鑑登録が廃止される自治体だったため
特別手続きは必要ありませんでした。
印鑑登録をしている方は、各自治体に廃止手続きが必要かどうか確認してください。
住民税・所得税の課税証明書・税金の滞納がない証明書等
※必要な証明書がなにかを先に確認してください
こちらの課税証明は以下のような方が必要になります。
- 転居先で認可保育所等の利用申請をする予定の方
- 転居先で児童手当の支給申請をする方
- 転居先の移住支援金申請等に必要な方
転居後でも、郵送で書類を取り寄せることは出来ますが
必要なのがわかっている場合は転居届の手続きをする際に用意してしまった方が楽です。
我が家の場合は
- 夫が先に移住先の自治体に住民票をうつしていため
- 4月(新年度)からの保育所の利用申請を事前にできた
- 児童手当はすでに移住先の夫宛に支給されていた
ので、転出手続き時には必要ありませんでしたが、
これから転居先に保育所等の利用申請・児童手当の申請をする場合は必要になる場合がほとんどなので、
転居先の自治体に確認してみてください。
確認してから転出手続きに来た方が確実です。
移住者支援金制度について
我が家の移住先の自治体では様々な【移住者支援金制度】というものがありました。
これは当然のことながら、移住先の自治体によって制度はさまざまです。
一度調べてみると良いかと思います。
転居前に事前申請が必要だったので、転居前に一度ご確認を!
無念すぎる・・・。
我が家ではこの時【住民税の滞納がない証明書】の提出を求められました。
役所の方も最初「なんやそれ???そんなもんいるの???」みたいな対応でしたが、
なんとかもらえましたw
※転勤の場合は支援金制度に当てはまらない場合が多いかもしれません。
Uターン・Iターン就職、起業、農林水産業に従事する場合は要確認です。
結構な現金が手に入る場合もあるかもしれません・・・!?
犬・猫を飼育している場合
特に家族に犬がいる場合、自治体から鑑札が交付されています。
4月前後になると、狂犬病予防接種のお知らせが郵送で届きますよね?
この狂犬病予防接種の管理のために、犬は自治体に登録がされています。
鑑札自体は転居後の自治体で交換しますが、
転居前の自治体でも必要な手続きがないかどうか、該当窓口に確認してください。
役所での所要時間
3月頭で引っ越したので、2月末にこの手続きをしにいきました。
役所の託児サービスを利用したので私1人で動いたのですが、
- 転居届
- 保育所の利用停止
- 児童手当の廃止
- 小児医療証返還
- 住民税納付証明書
- 犬の登録抹消手続き
と、全部で5つの窓口を回るのに1時間半かかりました。
そして途中で次男が大泣きする声が役所内に響き渡り、お迎え要請(笑)
おそらく3月~4月はもっと時間かかるんでしょうね・・・(白目)
みなさん頑張って・・・
転居前に必要な手続き②郵便の転送手続き
これ。本当にやっとかないと困りますからね。
とか言いだしそうですが(言ってません)
必ず郵便局に届け出てください!
そしたら先日、ばっちり転送シール貼られた税金の納付書が郵送で届いてさ・・・
住所変更したらそっちも自動的に住所変更されるんちゃうんか~いって思ったよね・・・
マジで転送手続きしといてよかったと思った瞬間でしたよ・・・
ということもあるので、転送手続きはみんなやろうな!(涙目)
特に3月・4月の引っ越しだと、
税金が決定したり郵送される直前だったりするので注意が必要というか、
万が一元の住所に郵送されてしまった場合の保険として絶対やっといた方がいいと思います・・・(3回目)
転送は手続きから1年間有効です。
その間に転送されて届いた重要書類に関しては逐一住所変更するようにしましょう。
ちなみに手続きは各郵便局の窓口・郵送・インターネット上で可能です。
郵便局の転居・転送サービスはこちら>>>郵便局のe転居
転居後に必要な手続き①役所編
こんどは転居後に必要な手続きです。
持ち物
転居前よりも少し増えます。
- 転居届
- マイナンバー通知カード
- 本人確認書類(健康保険証・運転免許証等)
- 印鑑(認印)
- 銀行口座番号が確認できる預金通帳等
- 子どもの健康保険証
- 母子健康手帳
- 前の自治体で残っていた健診・予防接種の補助券
犬がいる場合
- 前の自治体から交付された犬の鑑札
印鑑登録を新たにする場合
- 実印(印鑑登録する印鑑)
転入届・マイナンバー通知カードの住所変更
まずは転居前にもらった転出届と共に、新しい住所を登録する紙を提出します。
こちらは転居後14日以内に手続きすることが義務付けられています。
この時あわせて新しい住民票も数枚もらっておきましょう。
特に運転免許証の住所変更の際にないと困ります。
その他にも時々【住民票の原本】が必要な場合がありますので、最低2枚もらっておくことをオススメします。
この時に家族全員分のマイナンバー通知カードも提出し、新しい住所を裏書きしてもらいます。
小児医療証の申請手続き
今度は新しい自治体での小児医療証を発行してもらわなければなりません。
子どもの健康保険証を提出して、発行してもらいましょう。
その場で発行してもらえる場合もあれば、後日郵送で届く場合もあります。
とりあえず手続きは忘れないようにしましょう。
国民健康保険に加入する場合
国民健康保険に加入する場合、
転居前にも手続きが必要ですが、転居後にも加入手続きが必要です。
該当窓口で手続きをしてください。
国民年金第1号被保険者の方
こちらは転居前に手続きは必要ありませんが、転居後に住所変更の手続きが必要です。
こちらも該当窓口で手続きをお願いします。
第3号被保険者の方は、勤務先で住所変更の手続きをしてください。
児童手当の給付申請
児童手当を給付してもらうために、転居先の自治体でも手続きが必要になります。
該当窓口で手続きをしてください。
この際に夫婦2人分の所得課税証明書が必要になります。
※夫婦のうち1人が扶養に入っていて納税していない場合は1人分
事前に転居先の役所に必要書類を確認して、
転居前に課税証明書を取っておくとスムーズです◎
この時、振込先の銀行口座番号が確認できる通帳等が必要なので、持っていきましょう。
母子手帳を持って「子ども支援」の窓口へ
妊娠中であれば健診の補助券の関係だってわかるけど・・・
4か月検診・1歳半健診・3歳(半)健診などの集団検診の管理のためです。
特に0歳児の場合、無料検診の補助があったりするので必ず窓口で確認してください!
我が家の場合は長男が3歳健診まで終わっていたので長男はなにもありませんでしたが、
次男の分はなにやらいろいろ確認していました。
自治体によっては母子手帳に記載している番号を自治体のものに登録しなおす場合もありますので、
かならず母子手帳を持参してください。
出生地の広島の番号と、実家の神奈川県の番号が2つ印字されてます。
九州では番号の登録まではありませんでした。
集団検診のお知らせが届かないとか本当に困るので、こちらの届は忘れずに!
健診・予防接種の補助券
前の自治体でもらった健診や予防接種の補助券を持って窓口へ行きましょう。
今回、九州に転入した際には特に個人に配らず、
【予防接種はかかりつけの小児科で管理する】というシステムだったので新しい補助券はもらいませんでしたが
神奈川県に転入した時には窓口で新しく健診・予防接種の補助券をもらいました。
自治体によってシステムが違うようなので混乱しますが、
とにかく【窓口へ行って健診・予防接種の補助券の有無】は確認してください。
予防接種が受けれる小児科一覧などももらえます◎
前の自治体の補助券などはその後破棄してしまって大丈夫です。
認可保育所の利用申請について聞く
新しい自治体で認可保育所を利用する場合、新たに利用申請をしなければなりません。
必要書類を用意して提出するため、説明を聞きます。
自治体によって保育所利用の条件等が少しずつ違ったりするので、
就労条件、預かり時間等はしっかり確認しましょう。
人が少なかったりすると、住んでいる地域や子どもの性格などを考慮して
聞いた感じだとここの保育所は〇〇だから合わないかな~
など、教えてくれることもあります(笑)
あの時はめっちゃ助かりました窓口の人ありがとうございます・・・!
犬を飼育している場合、鑑札の交付
先述の通り、狂犬病予防接種の関係で犬は自治体に登録しなければなりません。
前の自治体の鑑札を持参して、窓口で転居先の自治体の鑑札を交付してもらいましょう。
前の自治体の鑑札を紛失してしまった場合は事前に問い合わせて、対応を確認してから役所に行くとスムーズです◎
印鑑登録をする場合は印鑑登録
実印と本人確認書類を持って、該当窓口へ行きましょう。
基本的には印鑑登録は【本人が行うもの】としています。
配偶者などの代理人でも手続きは出来ますが、委任状やら他の書類やらが必要となり、余分な日数がかかることも・・・。
本人が行うのが一番スムーズです◎
役所での所要時間
私は3月10日頃に子ども2人を連れて手続きをしに行きました。
- 転入届
- マイナンバー通知カードの住所変更
- 住民票の発行
- 小児医療証申請
- 母子手帳、集団検診等について確認
- 予防接種補助等について確認
- 保育所の利用申請について確認
- 犬の鑑札交付
と、全部で6つの窓口を回るのに2時間かかりました。
※児童手当はすでに夫が転居先で給付されてたので手続きなし
ンもうホントしんどかった!!!
書類を記入して転入届を提出するまでに30分弱待ち、提出したあとも・・・
そ、そんなにかかるんですか・・・
ということで3月後半から4月前半の役所は激混みが予想されます
皆様がんばってください・・・(震え)
転居後に必要な手続き②その他
運転免許証の住所変更
こちらは真っ先に変えた方が良いと思います。
顔写真付きなので大概の身分証明はこれ1枚で済みます。
運転免許証の住所変更をしておけばその後バッチリですね!
最寄りの警察署へ、新しい住民票を持って手続きに行きましょう。
※住民票の原本は返ってきました
所要時間:30分弱
免許更新のお知らせ届かないからな!!失効すんぞ!!
という会話が繰り広げられました、我が家です。
みんな運転免許証は住所変更しようね。
証券会社の住所変更
もし証券会社に口座があって、投資信託や株式を保有している場合は必ず変更しましょう。
配当のお知らせや株式優待のお知らせが届かなくなります。
証券会社の住所を変更すれば、自動的に投資信託や株式のお知らせは新しい住所に届くはずです。
住所変更方法は各社異なるかと思いますが、
大体がインターネット上で変更できるかと思います。
その際、身分証明書の画像データが必要になる場合がありますので、
新しい住民票を1枚写真に撮っておけば、家族全員分使用できるので楽ちんです◎
生命保険・医療保険・年金保険等の住所変更
年末に保険料控除証明書が各保険会社から届きます。
その際、登録の住所に送られますので住所変更は必ず行いましょう。
万が一、保険金を請求する際にも住所変更手続きをしてから~ということにもなりますし。
すぐにやらなければならない!というわけではありませんが、
引越して落ち着いたころには手続きしておいた方が安心です◎
手続きの方法は各社異なりますが、
インターネット上で事前に手続きが可能な会社もあれば、
転居後に郵送で手続き、という会社もあります。確認してみてください。
銀行の住所変更
正直こちらは特別急務なわけでも、なにかしらのお知らせが届くことも少ないので・・・
・・・必要?ある??笑
と思ったりもしますが・・・。まぁ、やっておきましょう。
インターネットバンキングなどを利用している場合、インターネット上で手続きできる銀行もあります◎
ゆうちょ銀行の場合
住所変更は窓口での手続きのみでした。
住民票や住所変更をした身分証明書を持参しましょう。
手続き自体は待ち時間含めても15分以内で終わりました。
町中の小さい局に行った方が待ち時間は短い印象です(笑)
クレジットカードの住所変更
使用していない年会費無料のクレジットカードとかなら、
正直手間かけて住所変更する必要ないよなーとも思うんですが(笑)
メインで使う利用頻度の多いカードは住所変更しておきましょう。
我が家愛用【楽天カード】はインターネット上で手続き可能でした。
ありがとう楽天カード!さすが!
以上、引っ越しにまつわる手続き
いかがでしたでしょうか。
読んだだけで疲れましたか?
私は書いただけでドチャクソ疲れましたね!!!!!!
思い出しただけで疲れました。
本当によくやったよ・・・・。
引越しの手続きを終えた皆様、お疲れさまでした。
そして今後引っ越しの手続きをする皆様、本当に頑張ってください。
役所の皆様もホント文字通り繁忙期なんだろうな・・・、
と、さくら舞い散る中、遠い目をして応援しております。
ただひとつ言えるのは、
もうしばらく引っ越ししたくない。
これに尽きます。
それではまだまだ続きます【引っ越ししんどいシリーズ】
今後の予定↓↓
- 土地勘がないと買い物が大変!どこに何が売ってるの??
- 小児科、歯科、皮膚科・・・病院探しも大惨事!
- こどもの遊び場は?公園?支援センター?駐車場は?
- それに加えてW入園準備と私の就活!パート先の行方は・・・?
と、パートナーに伝えるのにぜひこのシリーズを活用していただければと思います☆
それでは、お楽しみに~~~~!!!