▽前回までの記事はこちら
さて、今回は【上の子たちの育児編】です。
特に今はコロナの影響で面会や一時帰宅NGの病院も多いので、事前準備がかなり重要になっています。
まぁ実際のところ管理入院中の2ヶ月間、学校と幼稚園を休ませるのは少し非現実的です。
特に小学生は学習に遅れが出てしまう恐れがあります。さらに行事なんかが入ってたら本人の気持ち的にも難しいですね。
元々実家の近くに住んでて実家の手助けが見込める恵まれた人でない限り、旦那が頑張るという選択肢しかないのが現状かと思います。
子供たちの日常生活、学校や習い事の予定や時間、道具の管理…大丈夫かなぁ
今回は、
- 長期入院することになりそうだけど、子供たちの生活どうしよう?
- 一体何をどう伝えればいいの?
- 予定はどうやって管理する?
- 万が一の時にヘルプを出せる人はいる?
- 入院中の各所への連絡は?
- 子供たちのメンタルケアは大丈夫?
と言った不安をお持ちの方にオススメの記事です。
まずは毎日のルーティンを把握する
引き継ぎ時期は妊娠初期から
里帰り出産をしないことは最初からわかっていたことだったので、早い段階でルーティンを伝えられたのはよかったと思っています。
時間管理はAlexaのリマインダーが便利
我が家には寝室とリビングに1台ずつAlexaを置いています。
このリマインダー機能が、ルーティンを把握するのにかなり重宝しています。
朝の寝室では
- 朝起きたい時間
- 本当に起きないとまずい時間(リミット)
朝のリビングでは
- 長男がTVやゲームを辞めて、朝ごはんにする時間
- 長男が小学校へ行く時間の10分前(準備をする時間、持ち物)
- 長男が小学校へ行く時間
- 次男が幼稚園へ行く時間の10分前(準備をする時間、持ち物)
- 次男が幼稚園にいく時間
夕方のリビングでは、
- 夕ご飯の準備をする時間
- お風呂に入る時間
- テレビを消して、寝る準備をする時間
などを設定しています。
正直この時間通りに動けることは稀なんですが、大体この時間には、なにをしないといけないかが家族全員でわかる良い目安になっていると思います。
特に長男は登校班の集合時間があるので、平日朝の出発時刻はかなりシビアです。
そしてなにより
という朝のバタバタでイライラする時間が
と、なんとなくワンクッション入ることで、言い方が少しマイルドになったのは嬉しい誤算でした。
「○時まで」の約束にはアラームやタイマー機能
アラームやタイマー機能も同様で、
「寝る時間もあるから今日は(午後)8時15分までならテレビ見てもいいよ」
「じゃあゲームは30分ね」
というような場面って、子育て中のご家庭ではよくあることかと思います。
もちろん、すんなり行きませんよね。
特に習い事で帰宅時間がズレたり、いつもより宿題に時間がとられたりした日は
と子供が怒り出すこともしばしば。その日の状況によっても時間は少しずつ変動します。
(リマインダーは毎日セットしていても予定通り行くことは稀です。←2回目w)
そんな時、アレクサでアラームやタイマーをセットします。
そんな風に時間を調整して、アラームやタイマーをセットすることを続けていたら、意外とすんなり辞めれることが増えてきました。
もちろん「残り数分だから、じゃあこの話が終わったらね」とか、
「このステージが終わったら消そうね」とか、
区切りがいいところまでやる、ということはよくあります。
それでもアラームやタイマー機能がない頃と比べたらスムーズになったと感じています。
ワンオペで帰宅後〜寝るまでのルーティンを回すのも大変なので、この機能にはかなり助けられていました。
(ちなみに子供たちがテレビを堪能している時間は、親は大概倒れてますww)
予定共有に便利なアプリ【TimeTree】
子供の習い事や行事などを中心とした予定管理、これがなかなか大変です。
現在、全ての予定は旦那と共有しています。
予定の管理は全てこのアプリ【TimeTree】です。
Android、iOS、両方に対応しています。
インストールしてアカウントを作成、共有すれば、お互いにカレンダーを編集、確認が出来るようになります。
そしてこのアプリを活用し続けた結果、家の紙のカレンダーにはなにも書かなくなってしまいました。笑
今回使っている感想としては正直「なぜこんな便利なものを今まで使わなかったんだ」と思っています。めちゃ便利。
(それは昔は子供の予定が、ゆうて他人事だったからだよ…自分でやるようになって今このアプリのありがたみを感じられるようになっただけだよ…成長やね…)
【参考】我が家の予定管理の内容
参考までに、我が家の予定管理の内容はザックリこんな感じです。
【長男】
- 放課後デイサービス利用日
- 通級教室
- 体操教室
- スイミング
- 学校のプールがある日
- 学校行事(授業参観など)
- 月イチの科学教室
- お友達と遊ぶ予定、イベント
- 発達センターや小児科の受診日
【次男】
- 児童発達支援事業所の利用日
- 体操教室
- スイミング
- 幼稚園のスイミング教室の日
- 幼稚園行事(保育参観、面談等)
- お弁当の日(週一)
- 発達センターや小児科の受診日
【夫婦2人】
- 書類等の提出期限
- コープの宅配日
- ゴミ当番
- 病院の検診日、手術予定日
- その他イレギュラーな予定
通知切ったら忘れそうなので、毎日通知が鳴りやみません。笑
でもこれだけ書いてるので「今日はプール道具がいる日だった!」と思い出すこともできますし、
旦那も長男も正直忘れ物キングなのにも関わらず、入院3週目に突入しましたが、そんなに忘れ物はしていないようです。
ありがとうTimeTree。
もちもの一覧、荷物の置き場を作ることで準備をスムーズに
通園鞄やランドセル、ハンカチ、マスク、名札、帽子
毎日持っていくものや、習い事の道具など
と、なってしまいがちかと思います。(ちなみに私もなります。笑)
それを誰でもわかりやすくするために、長男次男それぞれに荷物をまとめるスペースを作り、壁にもちもの表を貼りました。
左側が長男、右側が次男です。
1番上に、普段はランドセルと通園鞄を置いています。
マスクやハンカチはこちらのシールでわかりやすく。(実際はここに名前が書いてあります。+100均のカラーシールで誰のか分かりやすく。)
もちもの表は長男も読めるようにひらがなで記載しました。(そろそろ次男も読めるといいな〜)
実際それで大人(旦那)もわかりやすいですし。
こちらの詳しいことは、また別記事で書いていきたいと思っています。
(ちなみにほぼ全てニトリのカラボとNインボックスシリーズで作成しました)
ひとまず、これで
- 何曜日になにを持っていくのか
- 毎日の荷物をどこに片付けるのか
という2つの問題が解決されました◎
と言われたら多分無理なので、一覧表にしてくれてよかった。助かってます。
ちなみにもちもの表はプリンターでA4で印刷したものを、クリアなハードケース(100均)に入れて、ジェルタイプの両面テープで壁に貼っています。(そしてたまに落ちる)
学校や幼稚園各所と連携・連絡を取る
緊急連絡先の変更
さて。ここまでで一旦、大体の子供の予定や持ち物は把握出来たかと思います。
ここからは家庭内だけではなく、家庭外の方々と連携していかねばなりません。
学校、学童、幼稚園、その他諸々の第一緊急連絡先は誰になっていますか?
そう、我が家は全て私になっていました。
入院中に各所から連絡があっても、電話取れません。(大部屋)
そのため、各所の連絡帳には私が入院してすぐ
- 母が2ヶ月間長期入院した旨
- 第一緊急連絡先の変更(→旦那の携帯番号を再度記載)
- 子供の様子をみて、万が一、母がいないストレスで子供に変化がみられた場合には連絡をお願いする旨
を記載して、連絡してもらいました。
実際に連絡帳に記載して連絡した先は下記通りです。
- 長男の小学校の担任
- 学童
- 放課後デイサービス
- 次男の幼稚園
- 児童発達支援事業所
あとは連絡頻度がそう高くないので、実際にあった時や電話など、口頭で伝えてもらいました。
- 次男が通っている小集団療育の先生
- 発達センターの担当医
- 福祉相談支援事業所の担当など
大部屋だと部屋で電話ができないのか難点といえば難点ですね〜
子供たちのメンタルフォローのため
そして、なにより私の長期入院で心配だったのが長男次男のメンタルの部分です。
現状なんとか頑張ってくれているようですが、まだあと1ヶ月程入院予定なので…
この先、子供たちのメンタルが不安定になった時、見ていてくれる人、気付いてくれる人が少しでも多い方がいいな、と思っています。
学校や幼稚園など、家以外で関わっていただいている人にはなるべく伝えておいた方が良いのではないでしょうか。
頼れる人、預けられる場所を探しておこう
先程の話からも繋がりますが、
とにかく頼れる大人は多い方が良いと思います。
遠くの親族より近くの他人。
これは私が救急車で運ばれた時から意識していることでもあります。
以前はほぼ出張や仕事で全然家にいなかったので、ご近所さんの顔も覚えてない…
仕方ないですね(笑)
とは言っても、ママ友やヘルプを出せる人がゼロ状態のワンオペほど辛いものはないと、私は身を持って知っています。
(特に土日。予定のない土日に元気ありあまる子供たちとずっと家にいるとか本気でしんどい)
(あと普通に体調崩したら詰む)
というわけで
強制的に親戚に連絡
実は市内(と言ってもそこそこ遠い)に旦那の親戚がおります。
なかなか距離感がつかめず、積極的に連絡を取れていなかったのですが(義両親ではなく、そちらはそちらの一族がおりますので…)背に腹は変えられないので強制的に連絡しました。
よく遊んでいた長男繋がりのママ友と、旦那
何度か家族ぐるみでお出かけしたこともあり、面識があったのでそのまま引き続き、事あるごとに遊んでいただいてます。
私が入院したあとも、元々参加予定だったイベントには旦那に行ってもらいました。
と思いました。笑
子供同士も仲良しなので、わたしの入院中も土日一緒に遊んでもらえて(てゆうか子供見てくれて)本当にありがたいです…神仏の類です…
放課後デイサービスと児童発達支援事業所、保育園や学童などを土曜日に活用
我が家では私の入院後、放課後デイサービスと児童発達支援事業所を土曜日も利用しています。
もちろん幼稚園の預かり保育や、学童も利用可能です。
土曜日利用の方がイベントや工作などの活動が入ってて、子供も楽しそうです。
なんにせよ子供本人が楽しんで過ごせていて、しかも信頼できる大人に見てもらってる安心感があるので助かります◎
我が家のように発達支援の利用がなく、普段から保育園や学童の利用がない場合でも、
幼稚園の預かりや、出産前後での保育園や学童の利用も可能ですので、一度自治体に確認してみることをオススメします◎
利用できる施設は利用しましょう
ファミリーサポートやシッター派遣サービスに登録する
我が家は今回登録していませんが、万が一
- 頼れる親戚もいない
- 頼れるママ友もいない
- 保育園や学童の土曜日利用もしぶられる
など、
という時は、このような外部サービスを利用しましょう。
特にファミリーサポートなどは、利用料金は比較的安価ですが、利用要件、内容等は自治体によって違います。確認してみてください。
そして登録から利用までの手続きが面倒だったりしますので、入院前、できれば妊娠7ヶ月ごろまでに登録、利用出来る準備をしておいて、一度試しに利用しておくと安心です。
シッターサービスの選び方についてはこちらのサイトがわかりやすかったです。
おわりに
今回は入院中の上の子供たちの生活をどうするのか?についてお送りしました。
いかがでしたか?
少しでも入院中の育児、子供たちの生活を想像して、楽にするための工夫など、参考になれば幸いです。
さて次回は【入院中の家事】について書いていきたいと思っています。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!