▽前回までの記事はこちら▽
私が入院中の今、旦那が全ての家事を担って頑張っています!
旦那はいま在宅ワークなこともあって、家事育児全てを回せてはいますが、それでも正直慣れない生活、負担は確実に増えています。
これが会社勤めをしている方なら尚更でしょう。
今回は
- 長期の入院になったけど、本当に旦那は家事を回せるのか?
- 誰もが家事を回せるようになるにはどうしたらいいのか?
- なるべく家事の負担を減らすためには何が出来るのか?
- 事前になにか準備することはできるのか?
と、入院中の家事について心配、お悩みな方にオススメな記事です。
我が家の基本的な家事の考え方【ずぼら家事の三本柱】
まずは、我が家の家事に対する考え方はこちらの記事にまとめてます
簡単に言うと
- 外注する(便利家電等の導入)
- 効率化する(断捨離・整理整頓)
- 気にしない(完璧を求めない)
家事は嫌いですが、家事にかける時間を短くするための努力ならできる不思議(笑)
そしてもちろん家電を導入しただけはなく、その先の効率化もしなければ、真の手抜き家事には届きません。
こちら私の大好きなブロガーさんの【龍たまこさん】が描かれた、ドラム式洗濯洗濯機導入〜運用までの家事効率化の話です。
よかったら読んでみてください。このゆるっと感がほんと大好きです。
こちらを読んで、私の目指す家事ってこんな感じだな〜と再認識しました。笑
家事を効率化しておいた結果、旦那でも家事を回せているということなんですよね。
原因と結果が逆というか。
元々は、自分が楽したいために家事を効率化していたので(笑)
なので今回は、入院に焦点を当てて、やっておいてよかったことを中心にお伝えしたいと思います。
便利家電の導入
ここで言う便利家電の三種の神器は以下3点です
- 食器洗い乾燥機
- ドラム式洗濯乾燥機
- お掃除ロボット
現在、便利家電をフル活用している旦那の感想
まずは便利家電についての旦那の認識です。(以前聞いた話をまとめました。)
なので正直「手伝って!!💢」と怒られるよりは、少々値が張っても便利家電を導入して、妻に機嫌良く過ごしてもらう方がよかったです。
基本的に家事(特に掃除洗濯片付け)は任せきりでしたが、便利家電があることで、家事参加へのハードルは下がっていたとは思います。(妻の体調が悪い時などはやってました)
そして実際、妻が入院して家事を全てやるようになって思うのは「便利家電導入してて本当によかった!!!」です。
正直なかったら無理です。
ボタンひとつで家事がある程度終わる、というのは本当に素晴らしい。
このように、元々便利家電の導入には積極的なタイプでした。
そして今回の経験で、さらに便利家電の存在のありがたさを噛み締めている様子です。笑
導入理由のひとつに「リスクヘッジ」が追加
また現在2ヶ月間の長期入院を経験していることで、便利家電導入の理由に
「家事のメイン担当が倒れた時のリスクヘッジになる」
という認識が追加されました。
世の中の、何故か便利家電導入するのを反対する方々は認識を見直した方がいいレベルです。
もし家事の主な担い手である嫁さんが入院して、自分が家事をしなければならなくなった時のことを想像してみていただきたい。
子供がおらず、自分1人であればどうにかなるかもしれません。
でも子供もいるとなると、正直どうにもならないと思います。
家族全員分の洗濯物はクリーニングに出して、皿は全て紙皿紙コップで、掃除片付けはしないで放置するのか?という話になります。
そして(私的に)すごくタイムリーな話ですが、昨日読んだばかりのダメ恋図鑑にも、自分はやらないのに何故か「洗濯物は天日干しがいい」と言う男がおりました…そう言うならせめて自分でやれ
何言ってんだろうこの人…という人をバサバサ切り刻んでくれるので、なんだかスッキリしたい女性にはオススメです。
誰がやっても同程度のクオリティが保たれる
そして便利家電の良いところの1つが、
誰がやっても、基本的なクオリティは保たれるというところです。
例えば洗濯、予洗いの有無で仕上がりが変わってきたりはしますが、全く汚れが落ちていないという状況にはなり得ません。
食洗機も同様です。
お掃除ロボットも、とりあえず床のものを退けて動かしてしまえば、誰がボタンを押そうとも自動的に家が綺麗になります。
つまり、基本的な使い方を覚えてしまえば、誰がやってもほぼ同じクオリティで、しかも短時間で、家事が終わります。
変な話、子供が使い方を覚えてくれれば子供にだって出来るのです。
洗濯機を回すくらいなら出来るかもしれませんね。(洗剤も自動投入タイプだし)
まだ全部は難しいですが、夜のルンバを動かす前の片付けも手伝ってくれることもあります。長男次男共に、ルンバの止め方と動かし方は自然に覚えました。
便利家電の使い方や使う前の準備等を覚える
便利家電とは言っても、やはり機械は機械なので、
- 使う前の準備
- 正しい使い方
- 使った後の片付け
- それ以外の人の手でやらなければいけない部分
というのはどうしても出てきます。
結果的にこの時期があったからこそ、なんの違和感もなく家事を回せてるのかな〜という気がしています。
次からは具体的にそれぞれどんなことを引き継いだかを見ていきます!
食器洗いの場合
こちらは実家で使っていた食洗機の後継機種です。量もそこそこ入ってとても便利でした。分岐水栓の取り付け工事は必要。現在はビルトインタイプ(浅型)の食洗機です。
食洗機の使い方
まずは食洗機の使い方としてポイントは3つ
- 食器の入れ方
- 洗剤の場所、入れる量
- 運転モードの確認
慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
ちなみに予洗いは私より旦那のが丁寧にやってますwww
洗剤の場所とか量とか、モードの切り替えなどは一回言えばもうわかるので割愛。
食洗機用洗剤はタブレットの方が使いやすかったかなーくらいです。(今は液体)液体のがコスパいいんですけどね。
そして食器洗いの残りの工程としては主に5つあります。
- 食洗機NGのものを手洗い(水筒の蓋など)
- 鍋、フライパン類を手洗い
- テーブルをふく
- そのままキッチン、コンロ周りを拭く
- 生ゴミの処理
手洗いするもの
最初はまぁ大丈夫だよね!と食洗機に入れてましたが、どうやらプラスチックの部分が熱で弱くなるのか、1年程度で壊れるというのを2〜3回経てこれはダメだわ、と思い直しました。
という感じで、手洗い必須のものはしっかり伝えました。
テーブル、キッチン周りの拭き掃除
あとはテーブルとキッチン周りの拭き掃除です。我が家ではニトリの使い捨て布巾を使用してます。このタイプ。
普通の布巾はどうしても
- 毎回洗うのが手間(面倒)
- 定期的に消毒しないと臭くなりがち
というのが気になっていたので、使い捨てタイプに切り替えました。
と最初こそ文句を言っていましたが、徐々にそのまま捨てられる便利さに気付いていったようです。笑
最初は私が食器を片付けてる間に「テーブル拭いといて」から始まり、徐々に「ついでにコンロ周りも拭いといて」と拭く範囲を広げていった成果です。笑
生ごみ処理
あと生ゴミは汁漏れするとゴミ箱が臭くなりベタベタして最悪なので、袋を2重にして捨ててもらってます。忘れてた時は容赦なく注意します。笑
「やってくれてありがとう、でもね…〇〇がね…」
と、感謝を伝えつつマイルドに注意し続けて習慣として定着してもらうように…
よく聞く小技ですし、賛否両論あって、正直なんでこっちが下手にでなきゃならないんだ、という意見もよく聞きます。
正直こういった細かいところに関しては私自身の家事のこだわりであって、それに寄ってもらってるというところが大いにあるので、下手に出てもいいのかな〜と思っています。
しょーもない小噺
余談ですが、食洗機ってどうしてもどんぶりが入れにくいんですよ。
でも旦那がどんぶり使うの好きで…ご飯の上におかず乗せれてイイじゃん、みたいな。
あんまり使って欲しくないなぁと正直思っていて(他の食器入れにくいし)、何度か伝えはしたんですけど、まぁ使うので…半分諦めてたんです。
それで自分で食洗機回すようになったらなんて言ったと思います?
って。だから言ってたやん。笑
洗濯の場合
我が家で使っているのがこのタイプ。乾燥容量が1番大きく、洗剤の自動投入ができるものです。
洗濯乾燥機の使い方
入れてスイッチ押すだけですね。かんたん。
とにかくスイッチを入れたら乾燥まで終わって出てくるので洗濯のハードルがものすごく下がります!!
そして我が家のイチオシ洗剤【さらさ】はすすぎ1回なので、すすぎ1回モードの洗濯乾燥で。
これは私がツワリで死んでた時期から洗濯機を回すのはお願いしてました。
という感じで。乾燥容量が6kgなので、量詰め込むと上手く回らず…量を調整して入れることは学んでもらいました。笑
洗濯物を片付ける
ここが1番の難関ですよね。片付け。正直面倒くさいです。
ここも一応効率化しておりました。
- パジャマ、肌着類は脱衣所のカゴに人別に入れるだけ(畳まない)
- バスタオルは洗濯機の上(畳んでも畳まなくてもOK)
- 子供の服はリビング横和室へ(あんまり畳んでない)
- 大人がよく着る服も、リビング横和室のカゴへ(あんまり畳んでない)
- 洗濯物の持ち運び専用のカゴを用意する
特にバスタオルと肌着類とパジャマなんて他所様に見られるわけではないので全く気になりません。
そして子供は自分で服を選ぶ時に、畳んでても探してる間にぐっちゃぐちゃにしてくれるので…あまり気にしないことにしました…
私は一応軽く畳んでシワにならないようにはしてましたよ。一応。
洗濯機とリビングへの洗濯物の持ち運びは、ダイソーで500円くらいで購入した布カゴに入れて持ち運びしてます。
こういう感じの。
まぁ最終的には、清潔な服を着てればそれで良いですよね。
引き出しにはラベリング
我が家では家中のほぼ全ての引き出しにはラベリングをしています。(洋服だけでなく書類入れなどにも)
ラベリングをすることで
- 何がどこにあるか誰でもわかる
- 片付ける場所がわかる
- 探す時も探しやすい
というメリットがあります。
子供たちの引き出しにはこちら。
さらに名前を書いて、カラーシールで誰のかわかるようにしてます。
長男(6歳)はもちろん、次男(4歳)も自分の服は自分で出して、自分で選んで来ます。
子供用品以外のラベリングにはこんな感じのラベルシール(100均)を使用してます。
(本当はテプラとか憧れるんですけどね…)
なにかを探す時も、すぐにわからなくても例えば
と説明がしやすいのも助かります。(実際にこんなやりとりが入院してから幾度となく繰り返されてます…季節の変わり目なのでイレギュラーが多いのも仕方ないですね…)
服の一時置き場をつくる
大人の服入れは、私と旦那でそれぞれリビング横和室にカゴを用意してます。
見送りに外に出た時の一瞬着ただけの服、ちょっと羽織っただけのカーディガンなどを置いたり、冬場はマフラーや手袋置き場にしたり、一時置き場にちょうど良いです。
軽くポイポイ入れてるだけなのでシワにもなりません。
そしてそういった一時置き場がリビング横にあることで、脱いだ服(主に旦那の)が散らからなくなりました。
旦那がいつも着ている服は常にここに置いてある気がします。
子供たちは服をすぐ汚すし、数も持っているので、一時置き場は準備してません。
服の数を減らす
大人は基本的に普段着る服の数を絞っています。(特に旦那は顕著)
私服の制服化といった言葉もよく聞きますが、まさにそんな感じです。
基本的に同じような服(色違いとか)を日替わりで着ているので、ひたすら洗濯して、着て、また洗濯して、のループです。
そうすると何が起こるのか。
片付けなくて済みます。(洗ったやつをそのまま着るだけなので)
毎日清潔な服は着れるし、片付けないのに服は散らからないし、家事負担を減らす方向性としてはかなりオススメです。
掃除の場合
我が家には犬猫がいるので、毎日、少なくとも2日に1回は掃除機をかけないと大変毛だらけになります。
毎日掃除機をかけるのは正直不可能なので、約7年前、長男誕生と共にルンバを導入しました。便利家電の中でも1番付き合いが長いです。
▽お掃除ロボット導入についてはこちらの記事にまとめております▽
ちなみに我が家のルンバはこちら。
ルンバを使う前の準備
これはもう簡単です。
とにかく床にあるものを全て退かす。
- ソファーの上にクッション類を全て載せる
- 椅子をテーブルに上げる
- 床に落ちてる物はとにかく拾う
- ランドセルや通園鞄は置き場に戻す
これは夜、寝る前のルーティンとして組み込んでいました。
スケジュール機能で夜9時になると自動的にルンバが掃除を始めるので、その前に。
私が体調が悪いツワリ期や、入院前の1ヶ月くらいは全て旦那に任せていたと思います。(椅子を上げるのが正直しんどかったのが大きい)
あとオモチャなどが落ちていても、
と言えば子供たちも大体素直に片付けます。(最近いらん知恵をつけて、動き出したルンバを止めたりしますが)
モノの定位置をある程度決める
こちらの記事でも触れましたが
ランドセルや通園鞄などをおく棚
このように、モノの定位置をある程度決めて、わかりやすくしています。
この引き出しの中はグッチャグチャにハンカチが投げ入れられたりしていますがw
キレイに整理整頓してピッタリバッチリ片付けても、元に戻せなければ意味がないので、適当にポイポイ投げ入れられるタイプの収納の方が片付けはしやすいです。
ぎゅうぎゅうに詰め込んでなければ結果的に取り出しやすいので、この形で続いています。
床には物を「常に」は置かない
我が家には基本的に、物の定位置を「床」にはしていません。
結果的にルンバが掃除しやすい家になったので結果オーライというやつです。
モノを減らす
▽断捨離についてはこちらの記事でも触れています▽
でも、物が収納に入りきらなくて、床に散らばっていることはないでしょう?
つまり
- 「収納に入り切る程度のモノの量」に抑えている
- モノの定位置が床にない
だからこそ、ルンバが掃除しやすい家になっていると言っても過言ではありません。
まとめ
本当はまだまだ書けるのですが、あまりに長くなってしまったので次回に続きます。
家電は、まずどれか1つでも導入検討を
今回は結果としてとにかく便利家電を導入しようぜ!という内容になっておりましたが、
急に全部導入するのは、正直なところ資金面でもハードルが高いと思います。
実際、我が家も1つずつ導入していきました。(丁度家を新築して家電も一新するなどの理由があれば話は別ですけども)
家事の効率化や断捨離なども、簡単に1日2日で出来るのであれば、こんなに【断捨離メソッド】【家事楽】などの本がたくさん世の中に出てこないでしょう。どうしても時間がかかるものだと思います。
家事を誰かに任せなければならない状況があるならば、まずは出来そうなところから1つずつ取り入れていけたら良いと思いますし、
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
導入には優先順位を決めて
例えば、我が家の場合はとにかく犬猫の毛の問題があったので、長男出産時にルンバを真っ先に導入しました。
次に、次男出産前に食洗機を。(食器洗いが旦那が最も嫌いな家事でした。笑)
※洗濯機がまだ購入後数年しか経ってなかった、という理由もあります
導入には
- 1番どうにかしたい家事や状況はなんなのか
- お互いに苦痛度が高い家事はどれか
- 現実的になにが導入できそうか
- 逆にそこまで苦ではない家事はどれか
などを夫婦で話し合えば、おのずとなにをどうするかが見えてくるのではないかな、と思います。
※ちなみに旦那さんがこういったことに非協力的なのであれば家事のメイン担当が独断で導入を決めるのもアリだと思います♡
おわりに
家事を別の誰かに任せる、ということについて、少しは参考になったでしょうか。
やはりまずは自分の家事負担を軽くしていくことが、最終的に相手に家事を任せやすい状況をつくったり、相手にとっても家事がやりやすくなることに繋がっていくのではないかな、と思います。
そして今回、この記事を書いていて、やはり私の中でこの3本の主軸はブレないな、と実感しました。
- 外注する(便利家電等の導入)
- 効率化する(断捨離・整理整頓)
- 気にしない(完璧を求めない)
今後もこの3本を軸に、家事育児をいかに楽にしていくか考え続けていきたいと思います。
長くなりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
続きはまた後日更新します。
▽前回までの記事はこちら▽