こちらの記事で「子供を怒りたくない」という理由から家事を見直して、時間をつくることで「怒らない」を実現しました。
この「理想を実現する」ための考え方ってもしかして、他でも使えるんじゃないかな?と思ったので、
今回はこの思考プロセスをさらっと書いていきたいと思います。
自分の生活の理想と現実を考えてみる
理想の生活とは
まずは理想の生活について考えてみたいと思います。
あなたが今「どんな生活をしたいか」という理想の生活をイメージしてみてください。
今の生活を振り返ってみて「ここをもっと改善したい」というような点はありませんか?
と言ってもわかりにくいと思うので、私の場合を例にしてすすめていきたいと思います。
こどもたち、犬、猫について
- 今よりもっと子どもの相手をしっかりしたい
- イライラしたくない
- 怒りたくない
- 犬と猫の相手をもっとしたい
生活について
- こどもと笑顔で食事をする
- バランスのとれた食事をする
- 掃除の行き届いたキレイな家に住む
- 何がどこにあるかわかる、整頓された部屋
自分について
- ゆっくりストレッチしたい
- ゆっくり寝たい
- お金が欲しい
- マッサージに行って肩こりを解消したい
主人について
- もう少しちゃんと話がしたい※単身赴任中のため電話でのやりとりが基本です
- 1~2か月に1回はこどもたちと会いに行きたい、もしくは来てほしい
ざっとこんな感じです。
太字の部分が特に実現したい点になります
さて、ここまで考えたら次のステップです。
なにを優先させたいのか?
「今の生活をどう改善していきたいのか」がわかったら、
次はそれらに優先順位をつけていきます。
自分にとって何が一番大事なのかを考えてみてください。
私の場合は先ほど太字で書いてあるものをさらに順位づけていきます。
- (子どもを)怒りたくない
- (子どもに対して)イライラしたくない
- 今よりもっと子どもの相手をしっかりしたい
- (主人と)もう少しちゃんと話がしたい
- ゆっくりストレッチしてゆっくり寝たい
こうなります。
わかりやすく5つにまとめてみました。
これを見ると上位3つがこどもに関することですね。
つまり私の場合は「こどもとじっくり向き合って関わる時間を増やしたい」というのが一番優先したいことになります。
さて、ここまでで「自分の生活にとって何が大切なのか」「自分がなにに対して時間を割いていきたいか」がわかってきたのではないでしょうか。
次はそれを実現するにはどうすればいいのか考えてみます。
どうやって実現するのか?
さてここからが問題です。
前項で今の生活をどう変えていきたいか、どう変えれば理想の生活に近づくのかがわかってきました。
しかし1日は24時間しかありません。
「こどもとじっくり向き合って関わる時間を増やしたい」と、私がいくら思っても時間は増えてくれません。
つまり今の生活のどこかを削らないと、それは実現できないということになります。
ではどこを削ることができるのでしょうか?
今の生活を書き出してみる
私の例でみてみましょう。これは平日の場合です。※前回の記事の改善前です
朝
- 起床
- 洗濯機を回す
- 保育園の荷物・着替え準備
- 着替え
- 朝食
- 食器片づけ
- 洗濯を干す
- ルンバ起動
- Eテレは8:40まで
- 長男、保育園登園(~9:00)
昼
- 仕事(在宅)
- 昼食
- 次男のお世話
夕方~夜
- 長男、保育園降園(~16:30)
- 保育園の荷物片づけ
- 洗濯物片づけ
- 夕飯準備
- 夕飯
- 食器片づけ
- 風呂
- 就寝準備(歯磨き・片付け)
- 就寝(~20:30)
夜中
- 4時間くらいごとに次男授乳
- 時々起きだして本やインターネットでインプット作業、もしくは記事作成
私は在宅で、かつ保育園が短時間認定なのでこのようなタイムスケジュールになります。
自分が毎日どんな作業をしているかがわかります。
多くの人の場合、仕事の時間を削ることは出来ません。(通勤含む)
となると、時間を作ろうとするならばそれ以外の時間を削らなければなりません。
仕事以外の中で何を削れるか、効率化できるか、時短できるかを考えます。
この時間、ついテレビとかスマホ見てダラダラしてたな・・・とか、
習慣でついこれやってるけど別にやらなくてもいいんじゃないか?とか、
そういった点があるのではないのでしょうか。
今回の私の場合ですと、家事の時間を減らすことが最も効果的かつ健康的でした。
睡眠時間を削る方法もありますが、睡眠時間をしっかり確保しないと身体的にも精神的にも健康を害します。という
か眠たいとイライラしますから多方面に悪影響です。
オススメしません。
というか正直、「家事の時間」は全員削ってもいいと思ってます(突然の暴露)
「料理をするのが好き」とか「掃除をして家がキレイになるのが好き」とかそんな理由がない限りはまず「家事の時間」を削るのをオススメします。
闇雲にやらなくてもいい、というのではなく「自分が納得した上でやらない」という選択ができるといいと思います。
今回は私の場合を例に出して進めてきましたが、働いている方でも専業主フの方でも同じです。
- 「自分の実現したいこと」
- 「これ削ってもいいのかな?と思えること」もしくは「家事をすること」
わたしの場合は
- 「子どもと向き合う時間を増やすこと」
- 「家事をすること」
自分の限りある人生、時間の中でどちらに優先的に時間を使いたいか?ということを考えてみてください。
(大体「これ削ってもいいかな?」と思った時点で削れるものです。本当に必要で大切なものならまず候補にすら上がってきません。)
実現した「理想の生活」と振り返り
私の場合の「成果」
前回の記事と同じですが一応再掲します。
朝
- 起床
- 着替え
- 朝食
- ルンバ起動
- Eテレは8:25まで
- 長男、保育園登園(~9:00)
昼
- 仕事(在宅)
- 昼食
- 次男のお世話
夕方~夜
- 長男、保育園降園(~16:30)
- 保育園荷物片づけ
- 洗濯物片づけ
- 翌日の荷物・着替え準備
- 風呂
- 洗濯機を回す
- 夕飯準備
- 夕飯
- 食器片づけ(朝・晩の分)
- 洗濯を干す
- 就寝準備(歯磨き・片付け)
- 就寝(~21:00)
夜中
- 4時間くらいごとに次男授乳
- 時々起きだして本やインターネットでインプット作業、もしくは記事作成
朝のボリュームがかなり減っています。
その分夕方の家事は増えているのですが、効率よく家事を回すことができているので、そこまで時間がかかっている感覚はありません。
朝、夜の時間をつくって子どもと向き合う時間を増やすことが出来ました。
就寝時間は少し遅くなりましたが、夕方の降園後に近所のお友達と少し遊んだり、犬の散歩をしたり、ということも出来るようになりました。
なによりも
- 子どもを怒ることが減った
- しっかりと子どもの相手を出来ていると感じる時間が増えた
という2点が大きな成果です。
私の場合の「妥協したこと」
逆に、家事を手抜き、効率化したことで諦めたこともあります。
- 日の出ている朝に洗濯物を干すこと
- 朝、Eテレの「いないいないばあっ!」をみること
- シンクに使用済みの食器を溜めないこと
- 作ってすぐの食事を食べること
- 食事の後に風呂に入ること
食事については、作り置きや冷凍食品、お惣菜の活用などいろいろと試行錯誤しています。
そもそも今第一次反抗期の長男が野菜を食べない問題があるので・・・また後日詳しく書きたいと思っています。
おそらく生活スタイルを少し変えたことで、「妥協したこと」「諦めたこと」というのは誰にでもある点だと思います。
私はこの「妥協したこと」を見ても「この程度かwwww」と思う程度です。笑
でも人によっては「これはちょっと・・・」と思う点があるかもしれません。
もし自分の「妥協したこと」を見て、違和感を感じたり、不満に思ったりした場合はそれを見直した方がいいと思います。
違和感を感じた、ということはどこか「納得しきれていない」サインだと思います。
自分の納得できる「妥協ライン」というものを探してください。
それは人によって違うことなので、自分が一番いいと思えるバランスを探すしかありません。
まとめ
今回は「自分の理想」とする生活を実現するためには、どうしたらよいかを考えるプロセスについて簡単に書いてみました。
- 自分の「理想の生活」を考えてみる
- なにを優先させるか順位をつけてみる
- 自分の今の生活を書き出してみる
- 何が削れるのか考える(家事がおススメです!笑)
- 「実現した生活」を振り返る
- 「成果」と「妥協点」をみて、バランスを整えていく
もし今の生活について、少し不満な点があったり、改善したい点があったりする方は一度やってみることをオススメします◎
夫婦2人で一緒にやってみるのも良いかもしれません!
我が家は夫が単身赴任中なので今はできませんが(笑)
お互いがどんな生活を今していて、どんな風に改善していきたいと思っているのか
わかっているようで、意外とわかっていないことも多いので一度話してみることで、なにかが変わるかもしれません。