以前はこちらの記事にまとめて書いていたのですが、
旅行時の子どもの食事などを追記して新しく記事をわけました。
宿泊費を安く抑えたい!でも本当に安いところでも大丈夫?!
といった時でもこれさえ抑えおけば大丈夫!という宿泊先を選ぶポイントや、最低限確認しておきたい事柄などを簡単にまとめてあります。
参考にしてみてください。
乳幼児連れの宿泊先選びのポイント
お風呂について
広い温泉にゆったりつかって、疲れた心と身体を癒したい・・・
そんな願いをかなえてくれる温泉地。いいですよね。日本には全国各地にたくさんの温泉があります。
「子どもの頃はそうでもなかったけど、大人になってから温泉が好きになった」という方も多いのではないかと思います。
しかし、ここで注意しなければならないのがオムツがとれていない乳幼児。
多くの場合、オムツがとれていない乳幼児の大浴場への入浴はNGです。
時々、水遊び用のオムツ着用で入浴OKの場所もありますが・・・基本的には入れないと思っておいた方が良いでしょう。
水遊び用のオムツは水分を吸収しないようにできているので、オシッコは吸収してませんからね・・・「ウンチをキャッチするためだけのオムツ」です。
家族風呂ならOKのところは多いですが、予約が必要だったり、入りたいタイミングで空いていなかったりということもあります。
つまり、子どもを風呂に入れるためには部屋風呂がほぼ必須と思っていた方がいいです。(たまにベビーバスを貸し出してくれる宿もあります)
温泉は、夫婦交代で子どもを見ながら大人だけでゆっくりと、が良いと思います。
- 部屋風呂がついている
- オムツがとれていなくても大浴場に入浴可
- ベビーバスの貸し出しがある
- 家族風呂がある
上記のどれかが当てはまっていればOK◎
でもやはりオススメとしては部屋風呂がついている宿が一番です。
部屋について
お部屋は洋室・和室がありますが、乳幼児の場合はやはり和室がベストではあると思います。
特に0歳児がいる場合、お布団なら落下事故の心配もありません。
でも和室のお部屋は数が少なかったり、ホテルだと洋室メインのところも多いです。
我が家も洋室のお部屋に泊まることも多いです。
では、洋室に宿泊するときは何に気を付けるべきなのでしょうか?
確認したい項目は2つです。
- ベッドのサイズ
大人2人・乳幼児2人の場合
ツインのお部屋でシングルベッド×2台を移動させてくっつけてしまえばOKです。子どもたちは落下しないよう、真ん中に寝かせましょう。セミダブルベッド×2台なら余裕です。
真ん中に動かせない障害物がある場合、2台くっつけることができないので注意が必要です。
大人1人・乳幼児2人の場合
クイーンサイズのベッドでしたが十分でした。(部屋の種類としてはダブルです)
ホテルのベッドは大体大き目で置いてあるので、
ツインの部屋の場合、セミダブルが2台、ダブルの部屋の場合はクイーンが1台置いてあることが多いと思います。
この辺は一応ホテルに確認した方が安心ですね◎
これ以上子どもの数が多くなる場合は、追加でベッドを用意してくれることが多いのでホテルに確認しましょう(料金はかかったりかからなかったり色々です)
- ベッドが壁際に寄っているか
大人が一人しかいない場合や、ツインの部屋でベッドを2台くっつけることができない場合はベッドの長手方向の1面が壁にくっついていないと危険です。
今回は壁に寄っていたので大丈夫でした◎
私がよく利用するのはこちらのじゃらんnetですが、部屋の写真なども割と多く掲載されているので、チェックするときに利用しています。
もし載っていなかったら、ホテルや宿の公式ホームページを確認します。それでもわからなかったら・・・電話して確認しましょう。大方ネットで確認できるところが多いです。
食事付きプランについて
素泊まり(食事なし)・朝食1食付き・夕食朝食2食付きなどありますが
オススメは夕食朝食2食付きです。
それは以下の理由です。
- ホテル周辺のどこでどんな食事がとれるのかよくわからない
- 食事場所を探すのに時間がかかってしまう恐れがある
- 食事場所まで移動するのが大変
- 子どもと一緒だと夕飯~風呂~歯磨き~就寝までに時間がかかる
- 夕飯が外だと最終的に就寝時間がより遅くなってしまう場合が多い
- 朝食はコンビニで、といっても周辺にコンビニがないこともある
と、つまりは親が大変なのでせっかくの旅行、ラクしましょうということです。
そしていくら旅行で特別だと言っても2歳児、せめて夜10時には寝かせたいのが親心。
しかも旅行中に疲れて、時間に追われて、イライラして怒るなんて事態は避けたいものです。
食事の場所を探す必要がない分、その探す時間を観光などに回せますしね。
宿泊地が町中の場合は心配ありませんが、コンビニが周辺にない場合もありますから朝食付きの方が無難です。
また、宿の食事というのは大概「ご当地の名産品・特産品」などが含まれていることが多いです。魚介が有名なところはお刺身や焼き魚などに力を入れていたり。
ホテルなどで食事がバイキングだった場合でも、メニューの中に名産品などは並んでいます。
バイキングの場合は、子どもの食べれそうなものだけ取れるのもありがたいですね。
探す手間も時間もかけず、旅行先の名産品などが食べられ、食べ終わったら部屋にすぐ戻れる。
正直・・・1度2食付きの旅行を味わってしまったらもう戻れません・・・
ただし、要注意なのはつかまり立ち~1歳半程度、食器や箸を投げる時期です。
和風の温泉旅館で、畳のお部屋で食事・・・なんて場合です。
座卓につかまり立ちをして、食事や箸に手を伸ばして、最悪の場合投げます。
それでもできないことはないのですが、大人がゆっくりできないという難点が。
この時期は、食事場所の確認は怠らない方が吉です。
部屋食について
こどもが騒いでも、歩いても、気にしなくてすむ部屋食。
子連れにはかなりありがたいプランです。
しかも準備され、運ばれてきた夕食を、ゆっくり食べて、片付けもしなくていい、なんて・・・普段家事を担っている人からすれば天国です。
さて部屋食のメリット・デメリットもまとめておきます。
メリット
- 部屋を移動しなくていいから楽
- 騒いでもさほど気にしなくて良い
- ねんね・ずりばい・ハイハイの時期は畳に転がしておけるので楽
デメリット
- 値段が比較的高い
- 部屋食にしている宿自体が少ないので探すのが少し大変
- つかまり立ち以降だと、座卓の上に手を伸ばして大変
- 準備から片付けまでに時間がかかる
以外と盲点なのが、時間がかかるという点です。
コースのように少しずつ小出しに出てくるパターンもあれば、大方全部出しておいて最後に「デザートはあとでお持ちします」というパターンもあります。
どちらにしても時間が多少かかりますし、時間がかかればかかるだけ子どもが飽きて騒ぎ出す危険性も上がってしまいます。
とは言っても、騒ぎだしても個室なので気が楽ですし、テレビなどで気をひいて大人だけゆっくり食事できるのは部屋食ならではですね。
部屋食だからといって油断せずに、気を紛らわせるための対策をしっかりしておいた方が良いでしょう。
子どもの月齢なども考慮して、部屋食を選ぶか選ばないか判断できるといいですね◎
部屋食をオススメする人は以下の通りです。
- 0歳のねんね・ずりばい・ハイハイの時期の赤ちゃん
- もしくはおよそ2歳以降、分別が付き、食器や箸などを投げなくなった子ども
ポイントまとめ
乳幼児・2歳児連れの旅行での宿選びのポイントは以下の通りです。
- お風呂が部屋についている
- できれば和室
- 洋室ではベッドのサイズ・状況をチェック
- 食事つきプランがある
- できればキレイな宿
①は必須ポイント、⑤は・・・個人的な希望です(笑)
あと割と新しい・キレイなところは、結構防音がしっかりされていることも多いので子連れには安心、ということもあります。参考までに。
旅行中の子どもの食事
離乳食期前半
家から作って持っていくのは衛生面もありますし、絶対やめた方がいいと思います。
もうオススメもなにも絶対レトルト。ほぼレトルト一択。
離乳食は始まったけど、まだそんなに量は食べない・・・・
というときはこちら。
量も少なめで色々な種類があるので、離乳初期は重宝しました。
おかゆ・野菜系・タンパク質系の3種類を持って行って、すこしずつ器にうつして食べさせていました。
複数回にわけて1つのビンを食べさせる場合、直接ビンから食べさせるのはNGです。(雑菌が増えます)
キレイなスプーンで器に食べる分だけとってから、与えるようにしましょう。
離乳食期後半
食べる量がかなり増えてからは、我が家はもっぱらこれでした。
レトルトのお弁当。月齢に合わせたものが一食分ずつ入っています。
食事の回数分+予備1個で十分事足ります。万が一忘れてしまっても、その辺の薬局などで手に入りますし。
レンジが借りられれば少しあたためて与えられますし、そのままでも問題ありません。
外出には本当に欠かせない存在でした・・・またお世話になります・・・
1歳~1歳半
上記のお弁当、長男は1歳を過ぎたあたりからあまり食べてくれなくなりました。
どうもごはんが柔らかいのが気にくわなかったようで・・・周りの子も同じくらいから食べなくなっていました。
でも大人と同じものは難しい年齢。味も濃いですしね。
そんな時はお米やパン、味の薄いものは取り分けて、あとはこちら。
お皿やスプーンは言えば借りられますしね!レトルト様・・・本当にお世話になります・・・
1歳半~2歳
このあたりから上記のレトルトは完全に食べなくなり、さらに食べムラが強くなる子が多いです。
そして2歳児はイヤイヤ期。我が家の長男も本当に偏食が激しいです。
例えば長男の場合、米・パンなどの炭水化物と魚・肉・納豆などのたんぱく質はよく食べますが、野菜と果物は断固拒否ということが多いです。
その日によって、いつもは食べるものも食べてくれなかったり・・・
もう旅行先となると正直お手上げ状態なので、そんな時のための「アンパンマンカレー・ハヤシライス・ふりかけ」を必ず持っていきます。
大概どこも「白ご飯」は必ずあるので、
- 米さえしっかり食べればOK!
- ついでに他のものを少しでも食べてくれれば大成功!
という気持ちで臨みます。
しっかりエネルギーを補給して、元気が1番!
たまの旅行ですから、栄養バランスとかもう気にしないでいいんじゃないですかね・・・
せっかくだから現地のおいしいものを食べてほしい親心もありますが、
「食事が楽しい!」「旅行が楽しい!」
という経験が一番大切だと思います。
バイキングの場合は、子どもの食べれそうなものだけ取れるのもありがたいですね。
フルーツなどの甘味のものは食べる子が多いので、そこでビタミン・ミネラルを補給できたらカンペキです!
食事まとめ
なんていうかもう旅行ですから。
「手作りがー添加物がー」なんて声が聞こえてきたら無視しましょう☆
なんやかんや口を出してくる人が「衛生的でバランスの良い子どもが食べてくれる食事」を準備してくれるわけではありません。
長男は2歳になってからというもの本当に「マジで米と納豆しか食べない・・・」と本気で悩みましたが、別に家でも旅行先でも食べないものは食べないんです。仕方ないんです。
レトルトでもなんでも旅行先で食べてくれるなら正直なんだっていいや!という気持ちで臨めばいいと思います。
しかし中にはレトルトを一切食べてくれないツワモノもいるそうで・・・
普段は完全に手作り派!という方でも、もし旅行にいく予定があるならば、その前からレトルトを食べさせてみて食べるかどうかは確認した方が良いでしょう。
最後に
乳幼児連れの旅行は、大人だけの旅行と違って考えなければならないポイントが多くて大変ですよね。
ですがやはり我が子と行く旅行は格別です。正直めちゃくちゃ大変ですが、それを上回る楽しさがありました。
今回、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
そして皆さんの旅行が良いものでありますように!