ズボラ育児

育児のモヤリ原因は全てクソバイス?根拠のある知識が母を救う。

こんにちは、小倉あんこです!

さて、唐突ですが最近わたくし読書にハマっております。

主に育児関係なんですが、アンガーマネジメントやコーチング、モンテッソーリ教育、子どもの発達についてや子育てにおける夫婦関係の本など・・・浅く広くですね。

本を読んだからといって劇的になにかが変わるわけではないのですが、本を読めば読むほど、あるひとつの疑問がムクムクと大きくなっていくのを感じました。

「母親たちは一体なぜ、こんなに消耗しているのだろうか?」

もちろん私を含めて、です。

今回は私がいろんな本を読んで思ったことを書いていきます!

そこそこ毒を吐いているので、嫌悪感を抱いた方はその時点で回れ右をお願いします♡

まだクソバイスで消耗してるの?

(一度やってみたかったけど記事タイトルにする勇気がなかったw)

クソバイスとは

クソのようなアドバイスのこと。イラストエッセイストの犬山紙子によって作られた語。

クソバイスは、「早く結婚したほうがいいよ」のように、良かれと思って発言した言葉や持論が、相手にはどうでもいいこと、あるいは、余計なお世話、事情も知らずにと捉われてしまうようなアドバイスを指す。

-weblio辞書 クソバイスより抜粋-

クソのようなアドバイス。

最近の育児界隈で炎上しているのはすべてこれが原因ではないかと思いました。

Twitterをするまで全然知らなかったのですが、世の中の母親に対する風当たりの強さは目を見張るものがあります。

働け、結婚しろ、家事しろ、子ども産め、妊婦様になるな、無痛分娩なんかとんでもない、陣痛・自然分娩神話、母乳神話、3歳神話、育児しろ、家事も手を抜くな、離乳食は手作り、無添加、食育、仕事は復帰しろ、でも急に休むな、しわ寄せがくる方の身にもなってみろ、子どもは3人産め、でも金がないなら産むな、働け、保育園は入れない、早生まれはダメだ、4月出産を目指せ、子どもの躾は親の義務、騒ぐな走るな迷惑かけるな、2人目の壁、小1の壁・・・

これだけ見てると地獄かよ。っていう感想しかないですねw

世の中怖い・・・

私はまだ未経験なのでなんとも言えませんが、子どもが小学生になるときは学童保育に入るのも大変で?働いていようがPTA役員は必須?とか。

もーーーーーーーーーどんだけやねん!

ってなりますよね。

世の中を歩いていると時々遭遇する「母乳神話信仰おばちゃん」や「靴下はいてないのかわいそうおばちゃん」が存在するという話はよく聞きますが、これらもそれと一緒ですよね。

これ全部クソバイスですよ。クソバイス。クソのようなアドバイスです。

実際「たしかに」と納得できるようなものもありますが、

結婚、妊娠、出産、育児、家事

こんな死ぬほどプライベートな部分に土足で踏み込んでくる人って、大概その人の人生に大した関わりもないただの他人なんですよね。

「私」の気持ちに寄り添ったアドバイスでもなければ、その言葉に責任もなく、その後「私」の人生がどうなろうと知ったこっちゃない人ばかりです。

それをクソバイスと呼ばずしてなんと呼ぼうか。

と、思うんですけどね。つい気になってしまうのがクソバイスの怖いところです。

クソバイスがクソバイスたる理由

私が思う理由はたった一つ、単純明快。

根拠が不明瞭だからです。

母乳信者おばちゃんを例に挙げましょう。

「あかちゃんにとって母乳が一番なのよね!」

なんて言いますけどね。

その根拠はどこにあるんですかって話ですよ。

たしかに母乳はすごいです。
なぜか出産後、母体から分泌されるし(個人差はありますが)
生まれたばかりで消化機能もなにもかも未発達の赤ちゃんが飲んでも消化吸収できて、
生後6か月まで他のものを摂らなくても赤ちゃんはグングン育ちます。

でもさ。

ミルクでも育つじゃん。

母乳にもミルクにもそれぞれメリット・デメリットがあります。

唯一わたし個人が気になる点を挙げれば、母乳で育てられた児の方がSIDS(乳幼児突然死症候群)の発症率が低いという点くらいですが。
これも両親の喫煙率やうつぶせ寝など様々な要因があるでしょうから、一概には言えないと思うんですよね。

どっちがいいかって話がメインではないのでこの話はこの辺で置いといて。

問題はこの母乳信者おばちゃんが、これら母乳・ミルクそれぞれのメリット・デメリットを把握した上で、各個人のおかれた状況・生活等を加味してオススメしてきてるのかって話です。

してるわけないですよね。

なんとなく母乳ってすばらしい!カンペキ!やっぱり赤ちゃんには母乳よね!

って思って発言してるだけなんですよね。下手したら正しい知識もなんもない。
ただの噂話と一緒です。

「母乳っていいらしいよ~」「へぇそうなんだ!やっぱりそうよね~」

程度ですよ。

これらのアドバイスが、いかに拠がなく、聞くに値しないことなのか。

母乳信者おばちゃんはただの一例です。

基本的に「なんで?」「どうして?」という質問に対して「明確な根拠や理由」を答えられないアドバイスはすべてクソバイスだと思って良いでしょう。

なぜクソバイスを気にしてしまうのか

私は主に2つの原因があると考えています。

SNSで拡散されているから

Twitterのような匿名性の高いSNSだと特に、相手の顔が見えない分、過激な言葉で攻撃性の高い発言がしやすいです。

過激な分「そうだそうだ!」とテンションが上がってしまい「そう思うことも時々ある」程度の軽い気持ちでも同調し、拡散されやすいという側面があります。

そして「それだけ拡散されて、同調する人が多いということはそれが世の中の総意なのか?」と思ってしまいがちです。

そして傷ついたり、気に病んだり、周囲の目を気にして肩身の狭い思いをしてしまう親がどれだけ多いことか。

でも考えてもみてください。

世の中のたった一人が、その人が見える範囲せいぜい半径数十mしかない世界で起こった出来事に対して発言したこと。

それに、軽い気持ちで同調した人、せいぜい数万人。

そして特に炎上している場合は「同調して拡散した人」もいれば「これに反論するために拡散した人」も数多くいる、ということもポイントです。その比率は調べたこともないのでわかりませんが。

そして2018年6月の日本の総人口は1億2652万人です。(総務省統計局HPより)

仮に50万人の人がそう思っていたとしても、人口のたった0.3%なんですよ。

Twitterの例で言うと、Twitter Japanが発表したアクティブユーザーが2015年12月時点でおよそ3500万人だそうなので、5万リツイートされていたとしても0.14%ですね。

1000人に1~2人です。
クソリプラインがRT500と言われているそうですが、まさにその数字ですよね。
※クソリプライン・・・Twitter上でクソみたいなリプライ(返信)が来る確率が高くなる目安のライン。RT数500を超えると危険信号。

そう考えると、まるで「世の中の総意」であるかのように発言されたことでも

  • いかに限定的な意見であるか
  • その意見を持ってる人が周囲にいる確率がどれだけ低いか

と思うのです。

小学生の「みんなそう言ってるよ!」という発言とどこが違うのでしょうか。

もちろん日本の人口の大半を占める首都圏などの大都市であれば、ある程度遭遇する確率は高くなるかもしれませんが・・・逆に人が多いということは分母も多いわけですから、遭遇する確率としては変わらないかもしれませんね。

もし遭遇しても、せいぜい「おみくじで大凶ひいちゃった!運悪いな~」くらいで済む話です。

もちろんSNSで拡散された情報の中には、
「○○な行動は不快になる人もいるかもしれないからこうしておこう」
「こういう気遣いは必要だったかも」
というように、少し行動を変えるきっかけになることもあるので一概に悪いとは言えないんですが・・・。

自分にとって有益な情報や、自分を振り返って改善した方がいいかな?と思えるような情報は取っておいて、そのほかの情報は「クソバイスお疲れ様です」という気持ちで流してしまいましょう。

自分の「育児」に自信がないから

これが最も根源的な原因ではないかと思っています。

妊娠、出産、育児に関する知識って、実際自分がその立場になっても誰も教えてくれないんですよね。

国語や算数のようにイチから学校で教えてくれない。

ということは、自分で本を読んだり、講習に参加したり、インターネットで調べるしかない。

インターネットが普及した今、ちょっと検索すれば膨大な量の情報が簡単に手に入ります。

本を選ぼうと思っても、育児本なんて山ほどあります。

しかも表面的な「こういう時はこう」という対応が書いてある本は山ほどあるんですけど、

「なぜそうするのか?」
「この時の子どもは○○だからこうする」

というような、理由や根拠のあるデータなど「背景にあること」をわかりやすく解説してくれている本って意外と少ない。

例えば、離乳食。

「離乳食は5~6か月の時期に始めましょう」と言われているのは、子育てをしている方なら既知の事実かと思いますが、

なぜ5~6か月と言われているのかはご存知でしょうか?

  • 支えれば姿勢を維持していられる
  • スプーンを下で押し出す原始反射が減少し始める時期である

という理由もありますが、もう1つ重要な理由があります。

生まれたばかりの赤ちゃんは、でんぷんなどの糖類やタンパク質などを消化・吸収する分解酵素の分泌が少ないのです。これは生後5か月頃から分泌が多くなります。

(一方、ミルクや母乳に含まれる「乳糖」に関しては、生まれてすぐ成人と同じレベルの分解酵素を持っているので、あかちゃんでも消化吸収が比較的簡単にできるそうです。)

もちろん成長や発達には個人差がありますが、「だいたいこの頃には分泌量が増えているから、ミルクや母乳以外を摂り始めても大丈夫」という時期が5か月、ということだそうです。

ご存知でしたか?

離乳食を始める合図や、消化機能が未発達で~などは書いてありますが、具体的な理由や根拠ってイマイチはっきり書いてないんですよね。

これを書くのにいろいろ調べていたら、炭水化物は消化によくないから動物性脂肪から与えましょう、なんてサイトも出てきましたし。

実際、根拠のあるデータまで必要ない!HOW TOだけ教えてくれればそれでいい!という方もいるかもしれません。

でも根拠や理由、「この方法が良い」と言われている背景を知らないと、他のHOW TOを言われた時に戸惑うんですよ。

今までのは間違ってたのかな?ほかの方法の方が正しかったのかも

というように。

いわば掛け算のやり方は教えてもらってないけど、「3×2=6」といわれているだけの状態です。

×(かける)の意味はわからないけど、3×2=6らしい。

で、ここに「え?3×2=8だよ!」「何言ってんの、5だよ!」とか言われている状態です。

でも、ここで掛け算のやり方を知っていれば問題はないですよね。

3×2=6です!

と、自信をもって答えられると思います。

今の育児界隈って、ここでいう「掛け算のやり方」を教えてもらってないのに、バンバンいろんな「答え」を周囲から浴びせられている状態だと思います。

もちろん、掛け算のように「間違いない、確固たる正解」がないというのは難しい点ですが。

先ほどの離乳食の話題で言うと、私は「厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド」というものを基本的には参考にしています。
でもそもそも「これは時代遅れだ!今はこういう考え方だ!」と言ってくる人もいるわけですからね・・・。

厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド

(2007年度版だったからそろそろ新しく改定してほしいと思っている)

現代日本の医療に対しても「医者に殺される」などの本が出回ってるあたり、もうどないすりゃええねんという感じはしますけどね。

それでも、ある一つの根拠を知っていれば、信じるものが一つあれば、自分のやり方に自信を持ちやすくなるのではないかと思います。

情報が多すぎて選べない

先ほどと少し重複しますが、情報量が多すぎて、なにがなんだかわからないんですよね。

どこかで読みましたが「こどもの正しい叱り方」の本の横に「叱らない子育て」の本が並んでいたりするんです。

なにを選べばいいのか。なにを信じればいいのか。

まずそれを探すところから始まります。

しかも子どもは1人1人違います。発達のスピードも人それぞれ。万人に当てはまる育児法なんてあるの?って話です。

膨大な量の情報の中から、自分が良いと思った情報を選び取って、その情報を咀嚼して、自分のものにして、実際の生活に取り入れて、生かして。

時には失敗して、また再度別の方法を探して。

そうやって「自分と自分の子どもの子育て」を確立しなければならないんです。

いや、無理でしょ。

しかも育児は待ったナシ。壮絶な出産体験を経て身体は安静1か月必須の大怪我だというのに、1週間の入院後からは昼夜の区別もついていない、自分で頭を支えることすらできない赤子を抱えて慢性の睡眠不足と戦うんです。

そして信じられないスピードで成長する我が子。1つ課題が解決したと思ったら次の課題。

それどころか課題が同時多発テロのごとく次々と襲い掛かってきます。

無理でしょ。(2回目)

それはもう、当然周りの言葉に振り回されますよ。

「どっしりかまえていればいいのよ!母親なんだから!」みたいなことを言われるかもしれません。

でもただでさえ出産で身体もボロボロ、そして睡眠不足、産後のホルモンバランスは崩れまくりで精神も不安定。

この状態で、「自分がやっていることが本当に子どものためになっているのか」と聞かれたら?

自信をもってイエスと答えられる人が何人いるんでしょうか。

「根拠のある情報」が少ないから余計に、「情報を選ぶ」ということを難しくしてしまっていると思います。

「根拠のある知識」が母を救う

  • 情報が多すぎて選べない
  • 周りの目を気にする
  • 周囲の意見に振り回されてしまう
  • 自分のやり方に自信がない

このように、世の中のクソバイスに疲弊してしまっている方は非常に多いと思います。

これらを解決するためには、「自分のやり方に自信を持つ」ことです。

そうすれば、

  • 周囲になにを言われても気にしなくなる
  • 周りの目が気にならなくなる
  • 自信をもって育児に取り組める

ようになります。

それには「どの情報を選ぶのか?信じるのか?」という点が非常に重要です。

だから、どんな情報を選べばいいのさ!

となりますよね。

私が思う、選ぶべき情報というのは以下の通りです。

根拠・理由・背景などが示されている

たとえば「子どもの叱り方」などでも、

ただ「このように伝えましょう」と書いてあるだけの本と、

「この時期は○○だから、このように伝えるのが効果的です」と書いてある本だったら、

私は後者をオススメします。

その方が理解が深まりますし、「この時期は○○だから、こうした方がいいかな」というように応用ができるからです。

そもそも根拠が示されていない情報を、私は「信用できないもの」だと思っているフシがあるのでそうなのかもしれませんが(笑)

でも根拠が示されていない情報って、本当に信じても良い情報なのかどうかを判断しにくいんですよね。その判断基準が自分しかないから。

数多くの情報を見て、ある程度自分の判断力がついてから見る分には問題ないかと思いますが、

やはり最初は「根拠・理由・背景などが示されている情報」から取り入れていくべきだと思います。

信用できる団体等が提示している情報であるか

たとえば妊娠・出産・育児の情報サイトはたくさんあります。

「妊娠 28週」なんて検索すれば、28週の胎児の大きさの目安、どんな発達をしていて、いま体内でどんな変化が起きているか書いてあるサイトがいくつもヒットします。

子どもが発熱した!など、病気の時などもよく検索しますよね。

大まか間違っていないことが多いのでしょうが、私はそのようなサイトに「医師監修」という文字が入っているかどうか確認します。

医師監修されているからと言って、100%間違っていないと言い切れるものではないかもしれませんが、それでもその辺の人が適当に書いた記事ではないということが重要だと思っています。

医師監修、だけでなく監修医師の名前まで記載されているページもありますから、その方が信頼度は高いと思っています。

あとは「厚生労働省」など国の機関が発表している指針です。

「保育所保育指針」「授乳・離乳の支援ガイド」などがこれに当てはまります。

国が発表している指針なんだから大丈夫だろうという気持ちですね(笑)

WHO(世界保健機関)と厚生労働省が発表している内容が異なっていたりする場合もあるんですがね・・・

どちらを選ぶかは個人の自由ですが、個人的には厚生労働省の情報を選ぶかな~と思っています。
WHOはあくまで世界全体の指針であって、日本に合わせた情報を提供してくれているわけではないので・・・。

日本政府や日本の情報機関を妄信するわけではありませんがね。難しいところです。

HOW TO本を選ぶなら、その背景も合わせて学ぶ

とは言っても、具体的な解決策・対応策が欲しい場合もあります。

その場合は多くの事例が載っているHOW TO本の方が有効だったりしますよね。

そんな時はHOW TO本と合わせて、その背景を学べる本を読むのがオススメです。

2冊読むことになるので時間がかかるのが難点ですが・・・

例えばコーチングの本は完全にHOW TO本でしたね。
具体的に子どもにどんな声かけをするかはコーチングの本がすごく参考になりました。

ただコーチングの本は根拠や理由の部分が少し弱いな~と思っていたので、アンガーマネジメントや子どもの発達関連の本と合わせて読んでよかったです。

最後に

根拠のある知識を得て、自分のやっていることに自信が持てるようになると、気持ちが強くなります。

「こんなこと言われた!」
「○○っていう情報があるらしい」
「みんな○○なんだから△△しろよ」

こういった周囲の意見、世間の目などに振り回されずに済むようになります。

「○○?うちはこうだから関係ないわ~」
「なんか色々言われたけどクソバイスね、クソバイス。気にしない!」
「△△か~まぁそういう意見の人もいるかもね~」

このように聞き流せることで、自分の心も平和に保てますし、傷ついたり、イライラしなくて済みます。

そしてそれによって夫や子どもにとっても良い影響があると思います。

 

根拠のある情報を仕入れること。

そしてそれによって自分の育児に自信をもつこと。

 

それが、世の中にあふれるクソバイスで疲弊している母親を救うと私は思います。

 

今後、私が読んでよかったと思う本などは随時ブログでご紹介していきたいです◎

ここまで読んでいただいてありがとうございました!